« 1日だったので | トップページ | 神様 »

2004/11/04

アグラへ

ジャンタル・マンタル(天文台)も見学しましたが、カメラは持ち込みませんでした。
ジャイプールの町を造ったジャイ・lスィン2世は、天文学にも相当詳しかったそうで、
1728年に大規模な、日時計や天文観測儀をここに構築しました。
280年たった現在でも使用されているそうで、小さいタイプ(といっても、小建築のようなオブジェの印象)でも、20秒単位で、一番大きな観測儀(かなり大きな滑り台みたいな建物のよう)は、なんと2秒単位で時間を計測できるそうです。
それもこれも、石で造られた「儀」なのです!

「風の宮殿」(Hama Mahal)の写真です。
宮殿の中には入らず、外観を写真に収めただけでした。

PICT0223.png

とにかく、交通量の多いメインストリートのような道に面した建物で、
入口の脇には、おみやげ品をところせましと陳列しているお店がずらりと並んでいます。
ここでちょっとだけお買い物をして、次の目的地アグラへ向かいました。

PICT0228.png

ジャイプールから260kmほどの道程で、アグラに到着です。

ジャイプールは、ラジャスタン州ですが、アグラは、ウッタル・プラデーシュ州。
インドの人も、アグラのあるこの州の名前が長くて面倒なのか、
「UP州」みたいな言い方をするということでした。

州境に、熊をつれた怖そうな人がいて、ガイドさんは「とても危険なので、写真もとらないで!」と。
インドで熊、とはミスマッチだな~とか思いつつ、目を合わせないように小さくなってしまいました。

アグラでは、アグラ城を見学します。ここで登場するのが「象のタクシー」と言われる象さんの乗り物です。
アグラ城は、高台にあり、そこまで約10分ほど、象の背中で揺られます。

PICT0234.png

PICT0240.png

アグラの町自体が、城壁で囲まれているのですが、その中心がこのアグラ城です。
タージ・マハルを造ったマハラジャが、ここで暮らしていました。

PICT0256.png

タージ・マハルを遠く望む城の一室で、自分のお墓をタージ・マハルの対岸(ヤムナー川を挟んで)に黒大理石で造りたいと思っていたそうですが、タージ・マハル建設で莫大な費用を捻出した国は、しっかり傾いていたこともあり、実の息子に政権を奪われ、その一室に幽閉されて生涯を終えます。

PICT0336.png

政権を奪った息子は、3人兄弟でしたが、傾いた国家を再建するには、自分が王になるしかない、と思い詰めた彼は、王になるため、他の兄弟を殺害したというのですから、倫理観というのも時代によるものなのかもしれません。

こちらは、一部彩色を復元した城内部の壁です。どんなに美しかったことでしょう。

PICT0333.png

時の流れというものは、良い意味でも、悪い意味でも抗いがたいものなのだと感じさせられました。

|

« 1日だったので | トップページ | 神様 »

「インドにて」カテゴリの記事

コメント

象の乗り心地ってどうなんですか?
すごく揺れるって聞いたことあるんですが…。

時代の流れ>逆らえないものがあるのかもしれないですね。
それは現代でも同じような気がします。

投稿: ねぎこ | 2004/11/04 07:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46265/1859213

この記事へのトラックバック一覧です: アグラへ:

« 1日だったので | トップページ | 神様 »