カナリア

若い役者さんたちが、とても新鮮で素晴らしい!
特に、由希役の谷村美月さんには、強烈なものを感じます。恐ろしいくらいです。
扱った題材は、とても難しいものですから、展開や結末には、納得できない方もいらっしゃるとは思います。ですが、内容はともかく、出演している役者さんたちの演技が、演技とは思えないくらい強烈です。ドキュメンタリーを観ているような気分になりました。題材の性格やエキセントリックな役だから、ということでは片づけられないような気がします。
大人の身勝手に振り回される子どもたち。
固定化する「異常さ」。理想と現実の狭間で、乖離する道徳と生命。
むごたらしい現実が、目の前にあっても、生きようとする若い生命と情熱は、それを破壊したり、それに報復したりすることなく、ただ純粋に乗り越えていく…乗り越えていくしかない、と判断するのでしょうか。
生きる目標を見失って、うろたえて、何かにすがろうとする大人たちに翻弄されながらも、「若さ」は、純粋に「生きる」ことを選択しているように見えます。「若さ」の持つ強力な「生命力」のようなものを見せつけられたのかもしれません。
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» 『カナリア』 [ラムの大通り]
-------『カナリア』って、あの鳥の?
「そうだよ。これは95年に起きた地下鉄サリン事件の直後に、
サティアンに強制捜査に入った警官隊が先頭に掲げていた
鳥... [続きを読む]
受信: 2005/04/04 23:10
» 「カナリア」 [the borderland]
あれからから10年。オウム真理教から保護された子供たちをモチーフにした、その後を描くフィクション。加害者でありながら被害者でもあった信者、その家族や子供たち。誰... [続きを読む]
受信: 2005/04/04 23:20
» カナリア 【子供は己を知る・・・ 好きな台詞はありました?】 [自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ]
「お前はお前だ。お前自身以外の何者でもない。」
「お前がお前でしかないことに絶対負けるな」
・・・というあまりといえばあまりに直接的なこのメッセージ。
青春映画の王道といえる、当たり前すぎるメッセージを声だかに大演説。
必要だったのか?
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塩田明彦は大好き... [続きを読む]
受信: 2005/05/10 01:43
» カナリア [まつさんの映画伝道師]
第99回
★★★★★(劇場)
(核心に触れる文面あるので、ご注意あそばせ)
「子供は親を選べないんだよ!」
由希(谷村美月)は理不尽な大人の発言に、そう言い返す。
だが、その「大人」もまた誰かの「子供」なのである。誰だって選べないのは同じな... [続きを読む]
受信: 2005/05/21 17:14
» 歌えない「カナリア」は、誰が作った? [soramove]
「カナリア」★★★☆
塩田明彦監督、石田法嗣、谷村美月、西島秀俊出演
オウム教団を思わせる
カルト教団で育った主人公。
他の人が現実を受け入れ
適応し始めても、頑なに拒む主人公。
そして偶然めぐり合った少女との
放浪が始まる。
彼らは何を見つけた...... [続きを読む]
受信: 2005/05/21 17:39
» 「カナリア」 [るるる的雑記帳]
「カナリア」を観ました(本家・fab*funにもup、レビューは毎度微妙に中身が違います)。
「お前は誰の子でもない、お前自身でしかないんだ」というような事を脱会信者が光一に言う。普通に社会で揉まれていたら自覚するだろう事なのに、こんな大切で簡単な言葉なのに、... [続きを読む]
受信: 2005/06/05 18:12
» 「カナリア」 [NUMB]
「カナリア」 ★★★
CANARY (2004年日本)
監督:塩田明彦
キャスト:石田法嗣、谷村美月、西島秀俊、りょう、つぐみ、甲田益也子、水橋研二、戸田昌宏、品川徹、井上雪子
公式サ [続きを読む]
受信: 2005/11/20 20:42
» 「カナリア」塩田明彦監督はやっぱこうでなくっちゃ。 [煮晩閃字]
「カナリア」をDVDで観ました。
ニルヴァーナという教団が無差別テロを起こし、そこの信者だった子どもが関西の児童相談所に預けられるんです。そしてそこから脱け出した少年がいるんです。彼は他の子どもたちと違い唯一反抗的でそのせいか妹だけが祖父に引き取られ彼等は....... [続きを読む]
受信: 2005/11/24 18:36
» 映画感想>カナリア (2004) ★★★★☆ [Cut the Kids in Half]
カナリア
出演者:石田法嗣 つぐみ りょう 甲田益也子 水橋研二
監督:塩田明彦
あらすじ:
カルト教団「ニルヴァーナ」の無差別テロ事件後、教団の子供たちは保護施設に預けられ俗世への帰化を果たすが、ひとりだけ頑なに順応を拒み続ける少年がいた。少年は先に預けられた祖父のもとから妹を取り戻すため、そして指名手配犯となり日本のどこかにいるはずの母親を探し出すため、保護施設を脱走し、京都から東京へと歩みはじめる。
感想:
母に連れられて入信した教団での先の見えないストイッ... [続きを読む]
受信: 2005/12/01 23:53
» カナリア [39☆SMASH]
『カナリア』
あらすじ
『カルト教団崩壊後、教団施設から児童相談所に預けられた少年。少年は引き離された妹と母を取り戻すため、児童相談所を抜け出す…。1995年に起こった地下鉄サリン事件をモチーフに、妹を取り返しに行く少年とその途中で出会う少女の心の...... [続きを読む]
受信: 2006/01/30 10:52
コメント
■マイコ さんへ
TBとコメントをありがとうございます。
美月さんは、「海賊版撲滅キャンペーン」でもスクリーンに出てましたね。演技に情熱を燃やす気力は、並大抵ではないとか…。タレントや歌手は、映画に出て欲しくないので、こういう若い俳優さんを、めっちゃ応援したいです。
これからも、どうぞよろしく。
投稿: あかん隊 | 2006/02/02 01:36
こんにちは。
39☆SMASHのマイコと申します。
先日は私のブログにコメントしてくださって、本当にありがとうございました。
谷村美月ちゃん、可愛かったですよね。
このままいけば、きっと将来、良い女優さんになるでしょう。
ラストの白髪、ヅラかと思ったら、ちゃんと染めていたんですね~。
人間ってショックな事があったら、ホントに白髪になっちゃうんでしょうか・・・??
そういえば、ブラックジャックもそうでしたよね。
こういうテーマを扱うのって勇気がいる事だとは思いますが、この事件を風化させない為にも、もっと積極的に扱っていくべきだと思いました。
投稿: マイコ | 2006/02/01 13:40
■れいんぼうずさんへ
TBとコメントをありがとうございます。
れいんぼうずさんの記事、戸惑いながらも「いいわぁ、これ」、と言いたい雰囲気が満々で、楽しく拝読させていただきました。自分も好きです。
最後に、少年は「許す」のですよね?
ああ、いいなぁ…。「許す」という言葉。
投稿: あかん隊 | 2005/11/24 19:09
あかん隊さんこんばんわ。
僕はこの映画、上手く言葉で表現はできませんが好きですね、何か惹かれますね。
主人公の二人の少年少女がすごく良いですよね。
ラストは深い意味はわからないけど好きです。DVDで観てメイキングも観たんですけど監督は女のコの方も白髪にするってアイディアもあったらしいです。
僕の記事トラバさせていただきますね。
投稿: れいんぼうず | 2005/11/24 18:34
>まつさんへ
いつもありがとうございます。『カナリア』は、珠玉の作品です。この映画から受け取れたメッセージは、深く心に刻まれました。強烈なエネルギーをぶつけられた…という感覚は、今でも鮮明によみがえります。
この映画の良さが理解できて、本当によかったと思っています。また、「乗り越える」ということの意味をじっくり反芻してみています。
投稿: あかん隊 | 2005/05/22 22:04
コメントありがとうございました。
記事にも書きましたが、これは「絶望」の物語ではなく、「希望」の物語でないといけないと思うのです。
悲惨な物語を求めている方には、安直に見えるかもしれませんが、この映画は悲惨であっても、それを乗り越える作品でないといけないし、それは観客自身も乗り越えなければならないことだと思うのです。
投稿: まつさん | 2005/05/22 07:01
>カヌさんへ
確かに。一旦終了した後に、あるシーンは不要ではないか…とも思いましたね。描きたいこと描いてしまった後だったのでしょうか? 結末としては多少ぞんざいで、とってつけ、の印象は否めないと思います。
投稿: あかん隊 | 2005/04/04 23:38
>えいさんへ
お恥ずかしや。光栄です。
えいさんのblogは、いつも必ずチェックさせていただいてます。これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿: あかん隊 | 2005/04/04 23:34
子供たちは躍動感ありましたね。自分が背負わされたものを跳ね除けようとする力強さを感じました。でもラストはイマイチでしたが…
投稿: カヌ | 2005/04/04 23:29
こんばんは。
この映画の本質をズバリ突かれた素敵な文章ですね。
トラックバックと、一部、コピペして、
拙サイトに紹介させていただきました。
事後承諾でごめんなさい。
投稿: えい | 2005/04/04 23:22