姑獲鳥の夏
苦闘したのがわかります。成果は、あったのではないでしょうか。かなりのスピードで進行しなければならないストーリー展開は、辛そうです。原作を読んでおいて、本当によかった。原作を知らずに観たのでは、一度では理解できないことがたくさんあるかもしれません。わけがわからないうちに、終わってしまった…と感じる方もいらっしゃるかも。でも、これが契機になって、原作を読んでみようと思う方がいらっしゃるのならば、映画は成功と言えるでしょう。
キャストに全く不満がないわけではありませんが、宮迫の木場修もまんざらではないですね。彼、熱演だと思います。松尾スズキも、さすが! 俳優じゃないの! と思わせてくれて、あの役にはぴったりでした。寺島進も、やっぱり雰囲気づくりのとても上手なところを披露してくれています。多分、「交渉人~」での刑事役の俳優さんだと気が付かない方もいらっしゃるかもしれないくらい。
京極氏は、なんだかんだいいながらもちゃんと出演!
(写真参照=これでもネタバレになるの?)
とりあえず、映画らしくできている力作ではないでしょうか。もちろん、原作に登場する人物像とは、すべて微妙に異なってはいますが、「映画における京極ワールド」としてはきちんと、ていねいに製作されていたと思います。
エンドロールの最後にある決め台詞は、くどかったかも。京極堂(堤さん)に語らせずに文字だけの方が、いいのに。
あ…、あともうひとつ、昭和27年の設定ですが、あの時代に「フィルタ付き」のたばこって、あったんでしょうか? 猫目洞で、木場が吸おうとするたばこ、あれはまっしろいフィルター付きのたばこでした。
さすがに自分も生まれる前のことだから(うおっほん!)、よくわからないデス。
っていうので、ちょっとぐぐってみました。昭和32年(1957)、国産初のフィルター付たばこ「ホープ」の登場、とあります。(JTのページから) やはり、あの年にフィルタ付きのたばこはないみたいです。
気が付いてしまった自分が恨めしい…。
不思議なことは、ありましたゾ! 関口さん。
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金田一耕助シリーズにもどことなく似た、それでいて独自の世界が見え隠れする…怪奇現象ものと思いきや、ある事件の謎解きが…。予告編で何度となくきかされる台詞に全てが詰まっていると言ってもよいだろう。実はこういう雰囲気は大好きなのだよ、関口君。... [続きを読む]
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爆笑問題のススメについに京極夏彦登場です。
次週「爆笑問題のススメ」のタイトルは「京極夏彦の妖怪のススメ」です。
爆笑問題と京極夏彦がどう絡むのかすごく楽しみ。
関東では来週の金曜日深夜2:08より日本テレビでの放送です。
... [続きを読む]
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今日は新宿で、私が一時、就活を捨て置いてハマっていた、京極夏彦原作の『姑獲鳥の夏』を観ました。実は、ネットであまり評判がよくないとのウワサを聞きつけていたのですが…『ぴあ』の出口調査の評価も低かったし。それでも心ときめかせて観にいってしまうファンの悲しさよ。
映画館の入り口が、「京極堂」の門構えになっていたので、ご大層にそこをくぐって入場。さらに、姑獲鳥のモニュメントみたいなのがどーんと置いていて、羽が散らせてあって。おおう、雰囲気出てる~。そして、ロビーで入場を待っていると、館内からおどろお... [続きを読む]
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受信: 2005/12/11 08:24
コメント
■PINOKIOさんへ
どうも、どうも。えー、気が付きませんでしたか?
喫煙されない方だと、気付きにくいかも…。(汗)
自分は、この映画、良かったなぁ、違うお話もこの感じで見てみたいな、と思っとります。はい。
投稿: あかん隊 | 2005/12/07 01:57
TBエコーありがとうございました!
私はフィルター気付かなかった、見えなかった?!
随分前に原作は読んだので
丁度よく忘れてて良かったです(笑
投稿: PINOKIO | 2005/12/06 22:37
■睦月さんへ
『嗤う…』も観ました。蜷川氏は、演劇の方ですから、映像にもアングルにも味がありましたね。どちらかといえば、モダン。
実相寺氏の場合は、ちょっと泥臭いかもしれません。そう感じました。そのあか抜けない、どろっとしたところがこの映画の、案外な「ミソ」というか「ツボ」になっていて、そこにはまれるかどうかが、意見の分かれ目になったような気もしています。
投稿: あかん隊 | 2005/09/20 01:49
TBとコメントありがとうございます。カリスマ映画論の睦月です。
わたし的には、同じ京極夏彦映画でも、『嗤う伊右衛門』の方がまだ好きですね。まあ、あれもかなり駆け足状態だった気がしますけど。小雪のお岩は普通に美しかったし、唐沢さんの伊右衛門もストイックでよかったと思います。
なにはともあれ、『姑獲鳥~』の原作を読んでみるに限りますね・・。
投稿: 睦月 | 2005/09/19 23:35
■chishiさんへ
ありがとうございます。実相寺監督は、特異とも思えるご自身の世界をお持ちのようで、「姑獲鳥」を、一旦ご自分のものにしてから映画化されているような印象もありました。
キャスティングでも、まったく異なる俳優さんたちがやったら、違った雰囲気がでたかも。少なくとも、木場修は、別の人がよかったな。
投稿: あかん隊 | 2005/08/11 20:40
あれれ~
この作品もTB&コメしたつもりになってたみたい。
大変失礼いたしましたです。
紙タバコ、全然気付かなかった(笑)
これは映画だ、映画だ~と念じるだけで精一杯だったとも言えますが(^^;
投稿: chishi | 2005/08/11 17:10
>姉御さんへ
コメントありがとうございます。
自分も原作は、早々に読破してしまったクチでした。でも、あんまり早々だったのか、随分記憶が飛んでいたので、映画で補完するような見方になったかも。(汗)
映画は、小説じゃないので、原作をモチーフに、どれだけ「映画としての世界」を虚構しているかということに主眼を置いてみるようにしています。小説と少しも違わない映画は、きっとあり得ないですよね? でも、できるならそういう映画も観たいような気もします。なにを言っているんだ!>自分>はい。すみません。m(_ _;)m
投稿: あかん隊 | 2005/07/28 23:51
昨日TBさせて頂きました(PCが固まっちゃったので、コメント遅くなって失礼しました!)
早速TB&コメントありがとうございました。
私は原作読者なので、映画そのものに集中できなくて、あそこはこうだったとか、キャストがどうのとかって見方ばっかりしてしまいました(@_@)
投稿: 姉御 | 2005/07/27 21:07
>悠さんへ
了解です。ただ、メールが届きません。
最近、迷惑メールがとても多いので、一部ブロックしているアドレス(@hotmail @aol ....)がありますので、そうしたドメインのついたメールは、拒否されてしまったかもしれません。こちらから、メールをお送りしてみましたので、よろしければ、それに返信してください。よろしくお願いします。
投稿: あかん隊 | 2005/07/24 22:27
あかん隊さま(急にさまになってます)
メールいたしました。豆本、よろしくです(^^ゞ。
投稿: 悠 | 2005/07/24 21:03
>悠さんへ
うほほー。ありますデスよ。>豆本!
今度、こちらに画像をアップして、ご紹介しましょうか。で、もし「どうしても欲しい」と思われるなら、悠さんになら、お譲りします。ホント。
自分は、手にとって、見て、満足しましたし、文字が小さいので、正直辛い…。
これなら封書にも入りますから、気が向いたら別途メールで、ご迷惑にならない送付先をお知らせください。お送りします。他意はありませんよー。念のため、申し添えます。(爆)
投稿: あかん隊 | 2005/07/24 00:27
今日、狂言観にいったら、前の客と、横の客で、「名刺」大の豆本が行き来してました。会話を聞いていたら、「姑獲鳥の夏」の映画のなんとか、かんとか、角川からでてるん、、、とか聞こえてました(みせてくれーーと思わず叫びそうになりましたが、舞台が始まりました(^^ゞ)
投稿: 悠 | 2005/07/23 21:22
>まつさんへ
TBとコメントをありがとうございます。
京極さんの作品がアンチオカルトなのを気が付かない「オカルトファン」が、喜んで読んでいそうな気がします。(笑
京極さんは、それが狙いなのかもしれません。わざとでしょう。「ジャミラ」泣けます! 泣けます! 懐かしすぎる!
投稿: あかん隊 | 2005/07/22 06:26
早々のコメントありがとうございました。
京極作品はアンチオカルトなんですが、本の表紙デザインがそれを誤解させているのが僕は残念でなりません。人に聞かれて説明するとみんな意外だといいますもん。
「この世には不思議なことなどない」これに尽きます。
ジャミラはやっぱり泣けますよね~。
投稿: まつさん | 2005/07/22 06:14
>たいむさんへ
もう、おわかりになっているころかもしれませんが、一応。
明石散人
ではありませんか?
なにやら、下記のページでおもしろそうな本が買えるようです。(爆)
http://www.bk1.co.jp/product/2184979/review/236504
(本屋の回し者ではありませぬ。念のため)
自分は、そんなにたくさんの知り合いはおりませんデス。コアな方々とおつきあいさせてもらってますねん。(^ ^;)
投稿: あかん隊 | 2005/07/21 20:24
再びすみません!
気になったことがあって・・・
原作にたびたび出てくる「明石先生」
(京極の師のような方らしい。あかん隊さんは知っているかどうか・・・)
実はエンドロールに
”世話人 明石××”
とあったんです。ひょっとして実在の明石先生の事かと思ったですが、名前がどうしても思い出せません。
映画関係ではお知り合いがたくさんいそうなあかん隊さん。お友達でチェックされた方、もしくは知っていそうな方、いらっしゃいませんか??
不躾でも申し訳ありませんが、気になって気になって・・・
投稿: たいむ | 2005/07/21 19:59
>たいむさんへ
TBとコメントをありがとうございます。
なぜフィルタなんか見ていたのか、自分でもよくわかりません。気が付きたくなかったのに…。(でも、まあ洋モクということもあるか、と無理矢理、勝手に納得)
原作を読んでから映画に挑んだので、読まなかったら…という仮定ができないのですが、どうかな~(映画を観て原作へ、というアプローチ)、確かに微妙かもしれません。
投稿: あかん隊 | 2005/07/21 00:03
>「フィルタ付き」のたばこ
チェック厳しいですねww
>寺島進
いいですよね。もっとメインで登場してほしいかも。顔が四角かったら木場でも???ごつさがないかw
>これが契機になって、原作を読んでみようと・・
いますかねぇww いたら確かに成功ですねw
投稿: たいむ | 2005/07/20 23:33
>悠さんへ
ありがとうございます! さすがの観察力ですね。通奏低音ならぬ、低音が涼子の場面にはあったかもしれません。なるほど~。
原作での京極堂は、黒ずくめの和装になるんですよ。もちろん裏地は真っ赤。
イメージが、とてもふくらみました。
投稿: あかん隊 | 2005/07/19 22:57
謎ときに出かける京極堂の着物、紫色で裏が緋色。原本で歌舞伎の「助六とは違うが、一脈通」じているってあるので、裏の赤は、助六の赤襦袢を連想させるんだろうな(^^ゞ(不思議なことはなにもないのだよ!関口くん(笑))。涼子と関口の悲恋っていうか、低層音に涼子が負った切ない物語がありました。
投稿: 悠 | 2005/07/19 22:36
>makiさんへ
攻殻機動隊、イッキに見たのでは疲れますね。それが、攻殻機動隊でなくても、疲れたと思いますデス(笑)。
海浜幕張駅前のシネコン(CINEPLEX)でもやってます。
100円払って(入会時のみ)会員になると、300円割引です。
http://www.cineplex.co.jp/makuhari/index.html
上記Webサイトの「トクトク…」リンクから、割引券(こちらは200円引き)をプリントアウトしていくこともできます。
投稿: あかん隊 | 2005/07/19 14:10
おひさしぶりです。うぶめ~ごらんになったんですね。私は原作のファンなので、楽しみなんですが、行く暇が……何とか時間を作って行きたいです。津・・のパルコでやってくれるといいのにな。昨日甲殻機動隊5本一気に見ました。疲れました。
投稿: maki | 2005/07/19 13:44
>悠さんへ
TBとコメントをありがとうございます!
原作未読で楽しめるなんて、すごいです。自分だったら、ちんぷんかんぷんだったかもしれません。
悠さんは、博識だからなー。
月齢の詳細な映像も、インパクトがありましたね。
原作には、もっと悠さんが歓喜するようなことがたくさん出てきます。部分によっては、小説というより論文みたいなところすらある、と思います。
投稿: あかん隊 | 2005/07/18 23:06
月の月齢が画面に出て、おお、私らは、24時間(太陽の時間)の他に別の月の時間(25時間)をもつことを暗示したり、「呪いとは脳に仕掛けられた時限爆弾」(おお、京極堂言ってくれるよね(^^ゞ)とかも、おもしろかったす(^^ゞ。
(原作読まず、感想書いてます(^^ゞ)
投稿: 悠 | 2005/07/18 22:14
>悠さんへ
舞台ですね! いつか拝見したいデス。
映画の感想も記事を楽しみにしています。楽しんできてください。
フィルタのついたたばこ、外国のたばこならあの年でもありかな、と思い直しましたが、木場修と外国たばこ…というのは、原作のイメージからみるとそぐわないように思えます。なんらかの意図があったのかも…。確認のしようがありませんけれど。
投稿: あかん隊 | 2005/07/18 16:03
>悠さんへ
お! 舞台があるのですね! がんばってくださいね。(いつか拝見したいな)
原作、長いからたいへんかも。映画を観たら読みたくなるかもしれません。原作は、このお話が一番おもしろかった(作品は、いくつか読みました)。
外国たばこならあり得る(フィルタ)かな、とも考えたのですが、木場修に外国たばこは、ないだろう…と思っているのです。でも、どうなのかな。疑問は残っていますけど、意図的なものなのか、そうではないのか…確かめようもない。
投稿: あかん隊 | 2005/07/18 14:27
>不思議なことは、ありましたゾ!
は、は、は(爆笑)。
って、笑われに行ってきます。って、夕方なんすけどね、出番(謎)。でもって、その前に「姑獲鳥、、」見る予定なんですけど、原作本は、読んでない、読む時間ないよ~~^_^;阿部さん、宮迫さん、寺島さん、堤さん、、、を楽しんできます(^^ゞ
投稿: 悠 | 2005/07/18 07:53
>えいさんへ
早速のコメント、ありがとうございます!
はい。大写しになっていて、口にあてる部分の切断面もきれいに見えていましたから、あれ、なぜ断面が「白い」? このころだったら、両切りたばこのはず…と。
なぜ気づいてしまったのか、、、見えて欲しくないものは、見えないはずじゃないのか?
投稿: あかん隊 | 2005/07/18 02:14
フィルター付きの煙草!
うまい、いいところに気づかれましたね(笑)。
酔っておりますのでTBはまた改めて。
投稿: えい | 2005/07/18 00:54