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2005/07/14

モディリアーニ

modiliani平日の初回上映にしては、とても混み合っていた。客層も年齢が、やや高めかも。デカダンスな画家たちの集団は、今の自分は、ちょっと理解に苦しむのだけど、あの時代は、そういう時代だったのかもしれない。シチュエーションで、人の気持ちは、これほど違うものなのかな。

ピカソ役のオミッド・ジャリリという役者さん、存じ上げませんでしたが、イギリスのイラン人コメディアンで活躍されているのですね。芸達者な方だな、コミカルな印象は、ほとんどなかったし、モディリアーニに対する「あれが友情? それでも友情?」のような極端な言動にも重みがありました。(だけど、どうもインド人みたいにみえてしまった。すみません)

乳飲み子もいる、妊娠もしている…でも、「彼のいない世界では、生きられない」とでもいうような、ジャンヌの選択は、情熱的過ぎて、今の「さばさばした」女性からは、かなり遠い存在でしょう。『真実の愛』という副題には、納得できませんが、彼女のことを「子どもがいるのに…」と攻める気持ちにはなれず、これなら泣かないで終われそう…と思ったのが、ラストでは、また大泣き。それでも、周りにも泣いていた人がいたので、なんとなく安心しちゃった。。。

舞台がフランスなのに、英語が主体、次にイタリア語? フランス語の台詞があまりないのが不思議だったな。英語の台詞もどことなくネイティブな発音ではない感じ。アンディ・ガルシアの熱演とエルザ・ジルベルスタインの容姿、その瞳がすてきだった。

監督・脚本のミック・デイビスは、今度はパガニーニの生涯を描く映画も監督するとのこと。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>えいさんへ
こちらこそ。ありがとうございます。
アンソニー・ホプキンスの方が、それらしかったでしょう。中近東の雰囲気が濃いピカソには、違和感がありました。カンバスに残すサインは、本物そっくりで(どの画家のものも)、これには感心しました。

いえ、他の方のブログも少し拝見したりして、気にはなっていたのです。>『マラソン』
障害者、母子、マラソン、、、、ときたら、これはどうもストーリーがほぼ想像されたことと、韓国映画は、感情というより、激情という雰囲気があるので、こりゃたまらんかも…と敬遠しそうだったのです。間に合えば観てみましょう。

投稿: あかん隊 | 2005/07/15 22:49

コメント&TBありがとうございました。

ピカソと言えば,アンソニー・ホプキンスも
タイトルロールを演じたことがありました。
この映画よりも,もっと精力的なおじさんでした。

ところでこちらに書いていいのかどうか、
気になっていることがあったので...。
あかん隊さんは『マラソン』はスルーされるのでしょうか?
これは観る前の予想を覆す「映画」でした。
ぜひ、ご覧になっていただき、
感想をうかがいたいと思うのですが...。

いえ、私はシネカノンの回し者じゃありません(笑)。

投稿: えい | 2005/07/15 20:58

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