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2005/08/01

皇帝ペンギン(吹替版)

penginドラマ仕立てのドキュメンタリーは、お子様向け? 近隣では、「吹替版」しか上映されていませんでした。フランス語の台詞で聞いたら、印象も違っていたかも。

人間は、自然を含む環境を自分たちの都合で、できるだけ変えようとするし、変えてきているわけだけれども、少なくともペンギンは、できるだけ「自分たちを変えて」、環境に適応しようとしているように見えました。

南極では、敵がいないのかな、と思ったら、いるんですね。気候条件だけがリスク、というわけではなかったとは。

考えることをあまりせずに、自然に生きていると辛いとか悲しいとか苦しいとか、あまり意識しないものなのかもしれません。とはいえ、懸命に命を育み、生きている彼らのような存在を、すばらしい映像で確認することができたのも、スタッフの努力の賜物と感謝しつつ、ヒトとして、彼らにこれ以上の忍耐(ヒトから見てのことなのかもしれませんが)を強いるようなことにならないようにできれば…と思います。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■RINさんへ
コメントありがとうございます。
すごいですね! クジラを観たことがあるのですか。熱意も行動力も、RINさんのポジティブなポリシーに基づいたものなのですね。
クジラの記事、拝見したいです。

残念ながら、その方は存じ上げませんが、動物とコミュニケーションしたいと思っている方は、多いでしょうねぇ。

自分は、動物を捕まえてきたり、檻に入れたり、繋いでおいたりすることに抵抗があるので、きっとだめだな。なんか、やっぱりネガティブですね。(汗)

投稿: あかん隊 | 2005/08/19 09:33

>人間って、動物には、「(本当は)嫌なヤツ」なんだろうなーって。
私はもっとポジティブに考えています。
ジョン・C・リリィーっていう、「天才と変人は紙一重」
みたいな博士はご存知ないですか?晩年、イルカの研究に全力投球
するんですが、イルカのコミュニケーション能力の研究をするんですね。
その時、イルカもものすごく楽しそうなんです。
で、研究が終わったら、海に返すんです。
こうやって、人間と動物が相互理解して共存していく方向に
私は進んでいくと信じていますし、その方向で動いていくよう
自分なりに努力したいと思っています。
昨年、オーストラリアにクジラを見に行ったときも、そのことを
痛感しました。オーストラリアのクジラ事情に関しては
そのうち記事にしていきますので、またお暇がございましたら
覗いてみてくださいませ!

投稿: RIN | 2005/08/18 14:47

■RINさんへ
コメントをありがとうございます。
ニフティが不調で、TBが反映されなかったり、送れなかったりしているようです。たいへん申し訳ありません。(どうぞ気にしないでください…って無理か…)

動物がメインに描かれると、どうも「辛さ」の方が先に立ってしまいます。人間って、動物には、「(本当は)嫌なヤツ」なんだろうなーって。

投稿: あかん隊 | 2005/08/18 00:44

どうもはじめまして、TBさせていただきました。m(_ _)m
「星になった少年」「皇帝ペンギン」と
続けて「動物モノ」を観て、人間の動物に
対する姿勢をいろいろ考えさせられました。

投稿: RIN | 2005/08/17 23:36

■カヌさんへ
TBとコメントをありがとうございます。いつもすみません。
そうです、きっと。字幕版は観てないのでわからないのですが、吹替版は、お父さん役、お母さん役、子ども役になってて。ものすごく嫌でした。音声を消して、映像だけ観たかったかも(汗)。

投稿: あかん隊 | 2005/08/17 22:29

こんばんは。字幕版でも不満はありますが、吹替よりはマシだったのかな。人間の視点でしかないナレーションは映像の美しさを消してしまってると思いましたよ。

投稿: カヌ | 2005/08/17 21:54

■chishiさんへ
最近の「子ども向け」って、大人が考える「子ども向け」なんですよね? だから、なんとなく「いやらしさ」が残滓として残ってしまうんじゃないかって。「子どもが考える、子ども向け」の方が、よっぽどまし…って、どんななのかわからないけど…。(汗)

投稿: あかん隊 | 2005/08/16 10:03

そうそう、どこまでも子供向けかいって
私みたいに子供がいない人間としては
正直、鼻につくイヤさです(笑)

投稿: chishi | 2005/08/15 20:50

■chishiさんへ
やっぱり「吹替版」は、嫌でした。
夏休みだし、子ども向けにすると動員数がアップする、という興行側の思惑が感じられたことも「嫌だ」と思った一因です。

投稿: あかん隊 | 2005/08/11 20:45

私も吹き替え版だったんです。
近場ではフランス版の上映が無かったので…
フランス語のムードに酔いたかったです!
・・・癒されて寝ちゃったかもしれないですが(爆)

投稿: chishi | 2005/08/11 19:38

■かねたんさんへ
難しいです。こうして人間が知りたい、と思うことも仕組まれている…ということなのかも。
動物としての人間は、比較的長生きですが、それでも一生のうちに知り得ることはほんのわずかなんですね。自分も、もう終わりが近いので(爆)、できるだけ「本」を読んでおります。

投稿: あかん隊 | 2005/08/08 03:06

すべての生物がDNAに支配されているというのは、真実だと思います。

アザラシに食われるペンギン、ペンギンに食われる魚などなど、食われる側は食物連鎖を支える尊い犠牲で、犠牲になることで他の生物の生存を助けているということでしょう。そして、食われる側も食う側も、そのことに関して、必要以上の感情を持っていないのではないかと思います。

そして、それをことさら感傷的に描写することは間違っているように思います。

しかし、その一方で、バンドウイルカが行う小型のイルカや若いイルカに対する集団暴行、猫が習性として行う捕食目的でない狩りには、感情的に納得できないものを感じます。

人間を含めた動物の行動については、知れば知るほど色々な疑問が生まれてきて、正直なところ混乱しています。

もう一度学校へ行って、きちんと勉強しようかとも考えています。

投稿: かねたん | 2005/08/08 02:48

■かねたんさんへ
コメントありがとうございます。
自分が冷酷で、無慈悲なのか…感性が変なのかとも思ったりしましたが、「人間vs動物」という観点で考えれば、外見が美しかったり、かわいかったり(それも人間にとってのことですが)すれば、「愛」があって、そうでない(外見が醜かったり、人間に仇なすものであったりする)場合には、「愛」は認識されなかったりすることも十分考えられますよね?
アザラシがペンギンを食うシーンがあるのですが、こうなるとアザラシは「悪者」扱いで、「酷いヤツ」になってしまう。アザラシも、死活問題なんですけど、そう思えない人がいても不思議ではない構成になっています。じゃあ、ペンギンに食べられてしまう魚は、可哀想じゃないのか…ということになってしまう。
ペンギンの生態は、たいへん興味深いものでしたが、食物連鎖や生態系という概念をきちんと持てなくなりそうで、ドラマ仕立てには、疑問を感じました。自然は、もっと冷酷かつドライなもので、生物は、すべてDNAに支配されているに過ぎないのではないか、と思う昨今です。

投稿: あかん隊 | 2005/08/08 00:26

> 本来の自然に、人間の考える「愛情」「家族」といった意識があるようには思えない、

その考え方は正しいと思います。

生物学の世界では、安易な感情移入を強く戒めています。

また、人間の愛情も生理学的、生物学的に分析すると、単に種の保存にとって都合のよいだけものであるそうです。

投稿: かねたん | 2005/08/08 00:08

■かねたんさんへ
興味深いコメントをありがとうございます。
早速確認してきました。歴代の上位は、何? と思ったら、「あれ」だったんですねー。
なんだかなー。これも世相でしょうか。社会的でエキセントリックな問題より、自然の驚異に触れて「癒されたい」というか…。
台詞をつけてドラマ仕立てにしたことが、受け入れやすくして、感動作…のようになったのかもしれませんが、本来の自然に、人間の考える「愛情」「家族」といった意識があるようには思えない、いぢわるな自分でした。

投稿: あかん隊 | 2005/08/07 23:07

ドキュメンタリーとしては歴代3位ということです。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200508070014.html

投稿: かねたん | 2005/08/07 19:36

■taraさんへ
TBとコメントをありがとうございます。
この素晴らしい映像を観ることができたことは、本当に幸運でした。おそらく自身では、南極へ行くことはおろか、彼の地でペンギンの生態を観ることもできないことですし、製作にかかった年月やスタッフの苦労を思うと、劇場のシートに座って観賞するのが申し訳ないほどにも思えます。

投稿: あかん隊 | 2005/08/05 17:26

RB&コメントありがとうございました。
やっぱりフランス語だとまさにドキュメンタリーという雰囲気だったのでしょうね。
私も近場は吹き替えしかなくて残念でした。
DVDが出たらもう一度見てみたいです。

投稿: tara | 2005/08/05 16:23

■えいさんへ
テンプレート、涼しげでよかったみたいです。ありがとうございます。
そうなんです。まるっきり「子ども向け」でした。それでも、映像がとても美しかったし、ドキュメンタリーとしての価値は十分でした。フランス語でも観たかったですが、ちょっと距離がありますし、混み合っていそうで…。

投稿: あかん隊 | 2005/08/03 00:08

このテンプレート、『皇帝ペンギン』にピッタリですね。
そうですか、日本語吹き替えでご覧になったんですか?
それじゃ、いわゆるおこちゃまっぽくなったのでは?
ぼくは、フランス語だったので雰囲気ありました。

投稿: えい | 2005/08/02 19:24

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