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2005/09/26

L.A.コンフィデンシャル(VHS)

laconfident不覚。こんなにビッグなスターがてんこもりの映画だったとは…。ラッセル・クロウとケビン・スペイシーが、同じ映画の中で観られるなんて、凄すぎる。この映画の題名で「コンフィデンシャル」という言葉が流行ったような気もするが…。

暴力も凄いし、凄惨な映像もあるのに、どこかノスタルジーを感じさせるし、ヒューマンな心理描写も巧み。がしっとした台詞でありながら、なぜかやさしさや繊細な心が伝わってくる。不思議だった。中心となる3人の男性刑事、キャラクタが非常によく練られている。キャストも見事。キム・ベイシンガーの退廃をオブラートした、儚げな美しさが、すてき。

キム・ベイシンガーの新作『ドア・イン・ザ・フロア』も観たいと思っているところだった。
ええ? 同い年なんだ…。(絶句)

緊迫感が凄くて、そわそわしてばかりいたのだが、ラストでやっと安心した。たいへんな映画だった。カーティス・ハンソン監督って、すごい映画を作っていたんだ。自分が知らなかっただけ。『8Miles』も、観ていないが、評判は良かったと記憶している。なるほど、これで少しは『イン・ハー・シューズ』へのアプローチもできた。

近隣のTUTAYAには、この映画のDVDはなくて、仕方なくVHSで観た。やっぱりCRTの粗さが気になってしまったなー。だけど、もう劇場で観ることは叶わない。残念。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■snowflower_001さんへ
きゃー! 嬉しいデス! 来て頂いて、本当に。
お仕事たいへんですか?

そうじゃないかなって思うんですよ>エド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)
頭脳明晰、成績もトップ、正義感も強い…
そんな男だからこそ、犠牲となった刑事たちのためにも、自分自身の信念を表現する手段を考え抜いた上で、「非情」な選択をしたのではないか、と。
自分は、あのラストで車の後部座席から見える彼の姿に「じーん」と来てしまいました。
彼の存在そのものが『L.A.コンフィデンシャル』になった瞬間なのではないか、と。

お仕事、がんばってくださいねー!
でも、また来てください。(汗)

投稿: あかん隊 | 2005/09/29 17:11

あかん隊サマ、また来てしまいました。しかも、ただ今、勤務時間中(苦笑)。
ガイ・ピアース君のズルサ・弱さは計算されたもので、決して「悪あがき」ではないんですか?
うーーーん、深い。私には、組織の中で翻弄されている「哀れな男」にしか見えなかったんですけど……ハッ! それが「損な役回り」ってコト??
巨悪に立ち向かうため、敢えて孤独で苛烈な生き方を選択した、というのは確かにそうですね。
だからこそ、ラストは清清しくもあり、同時に何か切なかったですねぇ。

投稿: snowflower_001 | 2005/09/29 16:58

■snowflower_001さんへ
>組織の中で必死に悪あがき
というようには、思わなかったんです。>自分。
役の中での彼の「弱さ」「ずるさ」は、すべて計算されていたもののように思いました。
彼ら3人の中で、ひとりだけ「不幸」とも思える選択を、自ら望んで引き受けているように感じました。冷静に、非情に、「悪」と対決し続けるために。

投稿: あかん隊 | 2005/09/28 23:58

またもや、お邪魔します!
私のコメント、言葉足らずだったものですから補足します(笑)。

ガイ・ピアースを「究極のズルイ奴」とは思わなかったですよ。
むしろ、その逆で、あかん隊サマのご指摘の通り、
巨大組織の中で必死に悪あがきする様がとても哀れに思えました。
最後のシーンでラッセル&キムのカップルを見送る姿は切なかったですもん。
登場人物中、いちばんシンパシーを覚えたのも彼でした。
人間の弱さとズルさを、とても見事に演じきったなぁと感心したのでした。

投稿: snowflower_001 | 2005/09/28 22:56

■snowflower_001さんへ
コメントありがとうございます。
ご覧になっていますよねぇ、普通。これだけの映画ですもの。ホント、不覚だったなー>自分。
ガイ・ピアースが演じた役が、究極の「狡いヤツ」と見えたかもしれませんねー。「利己的」「ご都合主義」…そして、豹変…と映る。
ところが、自分は、そうは思いませんでした。
あの役は、キャスティングでも上記のような雰囲気の効果を十分に出しているのですけど、本当は、一番「損」な役回りをしていると感じています。で、見てくれでは違うけれど、「最も孤高な男の中の男」として、自分の目には映りました。
而して、昇進と名誉を手に入れたとはいえ、彼はいまだ「組織」に残り、「幸福」と「安泰」を手にしてはいないのです。

投稿: あかん隊 | 2005/09/28 00:32

■えいさんへ
コメントをありがとうございます。
観ることを勧めてくださって、感謝しています。
すごい映画で、びっくりしてしまいました。正直、これほど濃密な映画は、めったにありませんね。たいへんな数の賞に輝いたのも当然のことでしょう。そのうちDVDを購入できたら、またゆっくり味わいたいと思います。

投稿: あかん隊 | 2005/09/28 00:25

この当時のアカデミー授賞式のテレビ中継で、「おすぎ」が「この映画、もう最高~!!」と褒めちぎっていたのを覚えています(笑)。
いや、ほんとにゴージャスでわくわくするような映画ですよね。
ラッセル・クロウもキム・ベイシンガーもヨカッタのですけど、
個人的には、豹変エリートのガイ・ピアースの「いやらしさ」にうなりました。

投稿: snowflower_001 | 2005/09/27 23:54

こんばんは。

キム・ベイシンガーはこの映画でオスカーを受賞しましたが、
授賞式で夫君のアレック・ボールドウィンが大喜びしていた姿がとても印象に残っています。
「ファム・ファタル」とは、まさにこの映画のキムのためにあるような言葉ですよね。

投稿: えい | 2005/09/27 23:36

■ミチさんへ
コメントありがとうございます!
やっぱり…。ご覧になってましたね。そうか…DVDなどメディアでお持ちなのですね。
バックに微かに流れているJAZZYなメロディやボーカルの声が、不思議な余韻を残していました。これは劇場で観たかったス。
すごい映画もあったものです。

投稿: あかん隊 | 2005/09/27 20:35

こんにちは。
この映画大好きです!
これでラッセル・クロウとケビン・スペイシーを認識しました。
キム・ベイシンガーの役どころもツボを押さえていますよね。
もう何回見たでしょうか。

投稿: ミチ | 2005/09/27 14:11

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