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2005/10/09

この胸いっぱいの愛を

konomuneお涙ものです。「泣きたかった」ので(爆)、料金分くらいは、ちゃんと泣いてきました。塩田監督の映画を観るのは「カナリア」以来です。「カナリア」ほどの昇華は見られませんが、まずまずの出来です。というのも、「和美ねえちゃん」のヴァイオリンを奏でる姿が、とても美しいのです。ミムラが、ヴァイオリンを弾く姿にこだわって「それなりに、普通に弾いているように見せたい」と頑張っていたというのも頷けるのです。手の部分だけ、顔の部分だけ…という写し方でごまかしていない部分があるのです。バイオリンを持つ立ち姿も様(さま)になっています。ヴァイオリンのことは、何もしらない自分などは「おおーっ!」と思ってしまった。(ちゃんと曲にあわせて、指のポジションがきちんきちんと動いているんだもの!)

いきなりタイムスリップ…なので、少しうろたえたけど、こういうのもアリでしょうか。勝地涼くんが目当てで、大した期待ももたず、ほぼ時間つぶしで観賞したのですが、そう悪くなかったです。宮藤官九郎は、よかったです。こまった表情とか情けなさそうに微笑む(?)表情とか、雰囲気があります。勝地くん(好印象なため、とてもあっち系の人に見えず)もまずまずで、彼の最後の台詞(ありきたりだけど)が泣かせます。子役の富岡涼くん、(普通に)よかったと思います。注:伊藤くんのことに触れていないのは、わざとです。(爆)>謎

最後の方になると、オチがちらついていけません。行方不明だった人の死亡が確認されたからといって、今時街中の大スクリーンに顔写真(名前と年齢つき)を放映するのでしょうか。わかりません。どうしても、気に入らなかったのは「それでも…生きろ」って、どこかで聞いたような、とってつけた台詞があることです。そのうえ、その台詞は、彼女が辛い時にもがんばれる理由づけになっているとは思えませんでした。ミムラの加齢した表情を作るのに、へんてこなメイクは、違和感を増しただけだったような気がします。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■naomi-0604さんへ
こちらこそ、TBとコメントをありがとうございます。
この映画で、初めて見た「ミムラ」という女優さん。彼女自身の熱意も伝わってくるような演技だったと思っています。最後のは、やっぱり要らないと、自分も思いました。

投稿: あかん隊 | 2005/11/01 23:29

TB&コメントありがとうございます。

ミムラさんのヴァイオリンを弾く姿がとてもかっこ良くて,素敵でした。
でも、最後のミムラさん、あれはないんじゃないかと思います。(笑

投稿: naomi-0604 | 2005/11/01 17:14

■chishiさんへ
映画がたくさん公開されるようになったし、シネコンもできたことで、今年の映画人口は、1億7000万人にもなるそうで、21年ぶりに大幅に増えたという記事を新聞で読みました。シネコンの影響が大きかったようです。
こうしたことも考え合わせると、観客の眼が確実に肥えてきている…とも言えるような気がします。「癒し系」は、このところのトレンドでしょうから、いろいろな「癒し系」映画が、観客の眼に触れていることになります。となると、当然、他の作品と比較されるのは無理からぬことでしょう。
おっしゃるように「丁寧に作られている」と感じることのできる映画は、確かにあると思います。製作者にとっては「手抜きできない」という意味で、厳しい時代が目の前に来ているのかもしれませんね。

投稿: あかん隊 | 2005/10/27 22:29

私もね~やっぱり粗が見えてしまうというか。
あんまり丁寧に作られて無いなぁって思えてしまうのって
ちょっと悲しいですよねぇ。

投稿: chishi | 2005/10/27 21:13

■通りすがりの者です。さんへ
コメントありがとうございます。ごく一般の観客様のつもりです。「偉そう」でしたか? そうかな。。。ちゃんと観てるか、観ていないか、そのようなことが、どうしてあなたに解るのでしょう?
「ちゃんと観て」いたら、どうみえるのか、教えてください。

あなたの方が、偉そうな感じですが。
自分の記事は、「感想」でして、「批評」ではありません。

他人のブログにコメントする際には、少なくとも言葉遣いには節度をもって、「命令口調」になさらない方がよろしいかと思います。>批評ではなく、意見(感想)です。w

匿名で、所在もあかさずに(アドレス、URLもなく)、このようなコメントをなさることに「意味」があると思われますか?>「質問」です。「批評」ではありません。w

投稿: あかん隊 | 2005/10/27 11:37

何様のつもりだ?
ちゃんと彼らを見てないのにえらそうに批評するな。

投稿: 通りすがりの者です | 2005/10/27 11:28

■現象さんへ
そうなんですよねぇ。『カナリア』は、好き嫌いが分かれる映画でしたが、谷村美月をクローズアップした、という意味でも、テーマ性の表現手法が一種独特であったことでも、注目に値するとは思いましたが…。これは、ちょっと「憑かれた」雰囲気でした。映画よりテレビドラマという雰囲気で。

勝地涼は、自分も『亡国のイージス』で初めて認識しました。で、少し情報をさぐると、息子より若い! まだ初々しさの残る、謙虚で真面目な人柄が想像されました。少々荒削りなところもありますが、演技にも期待できそうでしょう? 舞台もこなしているようですから、今後にも注目していきたい方です。

投稿: あかん隊 | 2005/10/21 15:27

そういえば「カナリア」塩田作品でしたね。
劇場まで行ったのにすっかり忘れてました。
むむむ…あの監督とは波長が合わないようなw
ガックシ映画でした^^;
勝地くんは目覚しいですね。
「亡国のイージス」で初めて彼を知ったのですが、
ちゃんと役をこなせていて若いのにしっかりしてらっしゃる^^

投稿: 現象 | 2005/10/21 13:43

■jamsession123goさんへ
コメントありがとうございます。なるほどー。
『黄泉がえり』の好印象が強かったのですねぇ。
映画ではたしか「草なぎ」くんが主役だったのでは? SMAPの面々が、気に入らないので観てないんです。一応、歌手が本業の筈ですよね? なのに、歌はずーっと下手なまんまで(踊りだって、上手じゃないし)、別なことで名を馳せている…そういうの嫌いなんです。やるなら、ちゃんと本業をプロとしてクリアして欲しい。キャラクター商品みたいな彼らは、はっきり言って嫌い。しごく個人的な「こだわり」ですが…。

投稿: あかん隊 | 2005/10/15 17:52

ブログにコメントありがとうございました。
「黄泉がえり」のスタッフが....というキャッチコピーに惹かれて観ましたが、おととい来やがれ(古い!)的な映画でした。
黄泉がえりは、とてもお薦めです。
jamsession123goは3回は観ていると思います。
お薦めですよ。

投稿: jamsession123go | 2005/10/15 13:33

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