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2005/10/13

SCRAP HEAVEN

scrap-1難しいです。よくわかりませんでした。「…なのかな?」と思うことがあっても、ことごとく違っているような気もします。映像は、どちらかといえば暗い感じです。斬新なアングルとショット、カットでずいぶん見せてくれました。でも、ストーリーの方は、どうにも流れについていけませんでした。メッセージ性がありすぎるのかな、とも思います。

おもしろいところもあるのですが、心から笑えることがないような雰囲気がたちこめています。必然性もなにも、どうとらえればいいのでしょう? わからなすぎたので、パンフを見ました。でも、やっぱりわからない。
前半は、かなりの速度です。もっとも、初っぱなにある「バスジャック」は、うまくないです。『ユリイカ』を観た直後ということもあるかもしれないけど、あんなシチュエーションでは、納得できません。
それからが、もっといけなくなりました。「交番から拳銃を盗む」。このことに、どんな意味があるのでしょう。これがないと、あのラストへ繋げられないのでしょうか? 何も、こういう形でなくてもいいのじゃないかなぁ。

芸術なのでしょうか? アブストラクト? シュールなのでしょうか? んー、とも違うようです。
音楽は、雰囲気がありました。この映画には合っています。冒頭で流れるJAZZYな曲もいいです。

柄本さんが、あんなに乱暴なことをする役だとは…。鈴木砂羽は、良かったです。(虐待ママには見えませんでしたけど) 山田さんは、強いインパクトを残す演技をなさっていました。オダギリくんが嬉しそうなのが、演技じゃないみたいにみえるほど、山田さんに寄り添っています。
主役のお三方は、熱演されています。特に加瀬くんは、たいへんだったのじゃないでしょうか。不思議な「間」のある演技をする方ですね。

これは、いつもとは全く違う感覚で味わうべき映画なのかもしれません。只今、混乱中です。観なきゃ良かった…ということではありません。>でも、人には勧められないかも。。。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■現象さんへ
このごろは、若い監督さんたちの映画を観る機会も増えて、とてもうれしいですね。
荒削りなのは、若さなのかもしれませんけど、観賞する側の気持ちにも、少しでいいから配慮したシナリオにしてくれたら。
多少、まどろっこしくても、じっくり描いてくれるようになるといいな、と思います。

投稿: あかん隊 | 2005/10/27 11:26

どうしても「ユリイカ」と比べてしまいますよね!
あの力作と比較してしまうとやはり辛いです。
メッセージまでもが若くて、
それは後々恥ずかしくなるような類の青さでした。
撮り方はなかなか下手じゃないなぁと感じたんですけどねぇ・・・うーん。
こちらの監督は脚本とか自分で書かないほうがいいような^^;

投稿: 現象 | 2005/10/26 14:02

■やっぱり邦画好き…さんへ
こちらこそ。TBとコメントをありがとうございます。はい。自分には、少し…。なので、気楽に「良かったよー。観た方が良いよー」ということができなくなりました。
それでも、監督の持つ独特のイメージやスピード感、俳優さんたちの熱演は、とてもよかったと思っています。

投稿: あかん隊 | 2005/10/24 18:04

TB&コメントありがとうございます。
ちょっと難しかったですね。
観る人を選ぶ映画のような気がしました。

投稿: やっぱり邦画好き… | 2005/10/24 16:42

■snowflower_001さんへ
コメントありがとうございます。いえ、自分には、ちょっと理解不能な世界が展開していたようなのです。他の方は、「すごくいい!」と思われるかもしれません。どうぞご覧になって、感想をお聞かせください。

李監督のエネルギーと斬新さは、味わえると思います。少なくとも「癒し系」ではなさそうですが…。

投稿: あかん隊 | 2005/10/14 23:01

あかん隊サマ、こんにちは。

ええ~!どうしよう。
客入りがイマイチで、人には勧められないかもなんて、お聞きすると、
何だか、ひるんでしまいますねぇ。
前売りを買って、見に行くのを楽しみにしていたんですけど、うーーーーん。
映画を見終わってから、またお邪魔いたします。

あ、『メゾン・ド・ヒミコ』をまたご覧になったそうで、羨ましい。

投稿: snowflower_001 | 2005/10/14 14:51

■へー太
TBとコメントをありがとうございます。
今日、シネアミューズで観たんですが、入りもあんまりかんばしくなかったし、パンフ買おうと悩んでいる若い女性が数人いましたが、買わなかったみたいです。公開されて間もないし、キャストも時流の人たちだし、もっとすごく混んでいる…と思ったのに意外でした。この映画のヒットを望むのは難しいかもしれないなー、と。

「たまたま乗り合わせた」というにしては、偶然とは思えない。あり得ない設定として活かされているとも思えませんでした。

心に残ってしまう「残酷さ」は、『シン・シティ』より酷いかもしれません。この時代の若者のニーズってヤツなのですかねぇ?

投稿: あかん隊 | 2005/10/14 01:22

パンフみてもわからなかったですか・・・

みんなわかってるのかなぁ?と少し不安になっていたんですが、少し安心しました。

バスジャックの部分は夢の中にいるみたいな感じで現実感がゼロでした。

なんかすごい消化不良の映画でしたね。

投稿: へー太 | 2005/10/13 23:52

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