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2005/11/06

「兼子」 ドキュメンタリー

kaneko現在、沖縄で次作に向けてお仕事中の渋谷監督から、じきじきにお手紙をいただきました。監督の作品『兼子』が、劇場で上映されていて、しかも当日、監督のご挨拶をうかがえる…とあって、日曜日の早朝から、わさわさと出かけました。

柳 宗悦(やなぎ むねよし)氏のことすら、全く知らず、恥ずかしい限りです。この映画を観ることができてとても嬉しく思います。劇場で観ることが叶わなければ、DVDを…と思っていました。当然、窓口で販売していたDVDも購入しました。もちろん、兼子氏の楽曲を、何度も味わいたい、と思うからです。

映画に使われている音源が、兼子氏83歳のころの演奏、ということでしたが、驚きます。その声量、はっきりとした発音、力強さの中にあるたおやかで繊細な感情…。日本にも、家庭を持ちながら、ここまで活躍することのできる女性がいたのですね。和服で、お歌いになる姿は、凛として、自信に満ちているように見えました。

最後の言葉が、とても、とても力強いのです。

「年を取ると歌えなくなるんじゃなくて、歌わなくなるんでしょ。」

実際には、多くの困難を乗り越えていらした方だからこそ、明言できることなのでしょう。

渋谷監督、お心遣い、本当にありがとうございました。恐縮しております。お忙しい中、気に掛けていただいて、なんとお礼を申し上げてよいか、わかりません。素晴らしい作品をありがとうございます!

ロビーで、少しお礼を申し上げただけで、退出してしまいましたが、気持ちはとても高揚しておりました。「なんでも相談してください」とおっしゃってくださった監督の、あの笑顔を胸に焼き付けて、しっかり自分自身と格闘していきたいと思います。次作も楽しみにしております。お身体大切に、ご活躍ください。

※「下高井戸シネマ」は、初めて行きましたが、とても清潔な劇場で、地域の文化程度の高さを感じずにはいられませんでした。小さな劇場ですけれども、スクリーンは、大きいのです!窓口の女性も、とても親切に対応してくださいました。秀作を集めて上映しているようです。お近くの方は、ぜひどうぞ。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■COOさんへ
コメントありがとうございます!
ご覧になったのですね。日本にも、こんな方がいらしたとは…。びっくりするのと同時に、とても嬉しくなりました。
美術館で、無料…ですか?
恐らく、柳宗悦の「日本民藝館」系列なのでしょうね。小さな劇場ですが、最初に上映した時に「満席」の日が続いたらしく、モーニングだったのを1日2回上映にしたそうです。あの年令で、あのお声…信じられません。こうした日本のすてきな事実を胸に刻みたいと思います。

投稿: あかん隊 | 2005/11/11 13:31

「ALWAYS・・」ではコメントまで頂き、ありがとうございました。
こちらをよく拝見させて頂いたら、「兼子」の文字があったので。
これ、私の住む街の美術館でも上映されたんですよ。(しかも無料で…なんて太っ腹)
すばらしい歌声にその情景が脳裏に思い描かれ、思わず涙。
そのことを思い出し、こちらに書き込んでしまいました^^

投稿: COO | 2005/11/11 13:11

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今日は福島県立美術館にて無料の映画会と、「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」を見てきた。 [続きを読む]

受信: 2005/11/12 17:14

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