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2006/05/29

BIG RIVER(20060528)

Bigriver久しぶりに公開直後の映画を鑑賞。
日曜日の最終回は、いくらかでも混雑が解消されているだろう…と思ったのだが、思いの外「がらがら」に近い。
公開は、土曜日だったから、もしかすると「ある種の評判」が流れたのかもしれない、と観て、思う。

「旅は、いつでも(ひとりじゃなくて、ふたりでも)できるけど、“この人”と思える相手に出逢うことは、そう簡単なことじゃないし、機会を逃すと二度目はない」

感性が鈍っているのか、気持ちが頓挫したままなのか…。何度も眠たくなるのを必死でこらえた。ロードムービー。たしかに得意ではないが、ヴィム・ベンダースの作品は、とても好きだと思えたのに…。

映像は、美しい。

人物を撮るアングルも、とてもおしゃれだし、色彩にも凝っている。

でも、逆光だったり、妙に(意図的?)ぼやけているシーンがあったりする。景色を撮影したかったのだろうか…。「人種・言葉・宗教などの違いを超えた友情…」を、アリゾナを舞台に描きたかったということだが。
ストーリーは、申し訳ないが、稚拙だと感じた。緊張感がない感じがした。監督さんの意図する「間」と、自分の「間」が、実にずれる。たいくつしてしまう。これが、「癒し」なのか?

ぐいぐい、と観客を惹きつけ、逸らさない…という手法は、感じられなかった。
それが、この監督さんの作品が持つ風合いなのかもしれない。
なんと言ったらいいのだろう。どこかもどかしい。

オダギリジョーは、この映画でも変わらない雰囲気で「存在」していた。だけど、どうしてだろう。
良いお話なのだが、どうしてだろう。

「染みてこない」

パキスタン人の話す英語は、明らかに「インド訛り」。それでいいのかもしれない。
サラ役の女性。話す英語は、随分ゆっくりしているように感じる。それでいいのかもしれない。

ラストシーン。オダギリくん、あの走法では追いつけない。(^^;)
とにかく、チラシもデザインがすてきだったし、劇場のパネル等もきれい。パンフレットは、もちろん購入。
ポスターも購入。それでいい、と思う。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■charlotteさんへ
コメントありがとうございます。
ロードムービー、お好きなんですね。それは良かった。
お話としては、心温まる…と言えるものだと思います。
しかし、若手のクリエイティブな監督さんたちが制作する映像は、このところ「ストーリーのある長編CF」のように思えてしまう自分は、穿った見方をしているのでしょうか?

この映画では、音楽にもう一工夫してもよかったのではないか、なんて、素人ながらに思っています。

投稿: あかん隊 | 2006/06/03 14:33

あかん隊さん、ご無沙汰してます。
私も先日見に行ってまいりました。入りは3割くらいでしたよ。ちょっと寂しい。
私はロード・ムービーが好きなので結構堪能してきましたけど、確かに引っ張られる感じはしませんでした。
受け入れる事、拒絶する事される事、荒野の感じがそういった心と一緒になって、なんとも言えず空虚さを感じました。
オダギリ君って絵になっちゃうところがすごいなあと思いましたよ。衣装もオシャレと言っていいのか奇抜だと言ったらいいのか…笑

投稿: charlotte | 2006/06/03 12:36

■ドリさんへ
コメントありがとうございます。

ごくごく一般の、ひとりの観客が感じた「感想」でしかありませんので、実際、それぞれの方が、ご覧になって確認されるのが一番だと思います。「素晴らしい」という感想や絶賛されるのが、大勢を占める可能性も十分にあり得ます。

自分は、観賞前に事前情報をチェックすることが、あまりないですし、他の方が「良い」と言っていても「あまり好きじゃない」と思ったり、「良くない」という評判があっても、「素晴らしい」と思うこともありますから。(^^;)

オダギリジョーは、こういう「絵」の中に入ってみたかったのだろうなぁ、と思います。比較的、あまり強い感情を表現することがないような役が多いとも感じているのですが、今回のラスト(ネタバレはできませんが)は、記憶に残ると思います。

投稿: あかん隊 | 2006/05/29 14:11

■ミチさんへ
「映画」は、「絵画」や「彫刻」のような、「(映像)芸術」なのでしょうか。自分には、その辺の区切りが明確ではないし、同時に明確にする必要もない…のかもしれませんが、この映画には、場所の設定にも、人物の設定にも「必然」を感じませんでした。
監督さんは、「撮りたいものを撮った」感慨が持てただろうな、と思いました。でも、そこには「ごく一般的なオーディエンス」は存在していないような気もしました。

こういう「映画」(=絵(映像))にも、オダギリくんは、とけ込めているように思います。
「テッペイ」という日本名を名乗るのに、なぜか日本語的「テッペイ」のイントネーションではなくて、英語の「テッペイ」になっているような印象は、ありましたけど(^^;)。

投稿: あかん隊 | 2006/05/29 14:03

こんにちは。
こういう評を読むと、ますます観にいく人が減るでしょうね。映画は監督しだいといっても、それを表に立って宣伝しなければならない(どんなに意に染まない作品であっても)役者という仕事も大変なものだなぁとおもいます。

投稿: ドリ | 2006/05/29 11:11

おはようございます!
見に行かれたのですね~。
実は私ロードムービーは苦手なので内心心配していました。
船橋監督作品も見たことがありません。
自分の「間」と合うか合わないかで評価が分かれる作品なのでしょう。
あかん隊さんの感想を読ませていただいてある種の覚悟ができました(笑)
でもOJ君は存在感あったのかな?

投稿: ミチ | 2006/05/29 08:09

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