« いくつかまとめ(20060503) | トップページ | なんだかなぁ…、立喰師列伝(20060504) »

2006/05/03

Op. ローズダスト(上下巻)

上巻が、554ページ。下巻が、569ページ。
1ページの文字量も、45W×21L(945文字で、ほぼ1000文字)。
当たり前だけど、全体だとおおよそ1,061,235文字。(見出しや扉もあるので幾分少なくなると思う)

1,000,000文字として、400字詰めの原稿用紙にすると、約2,500枚分。すごっ!
デジタル入稿できるようになったから、できる文字量のような気もするなぁ。手書きでは、へろへろになりそう。。。紙ベースだと重量も凄いよぉ…。(片手では持てない)

1ページの文字量が多いので、結構読むのがしんどかった。しかも、福井さんのお話では、漢字も意外と多いので、夢枕獏さんの単行本より、インクがたくさん使用されているんじゃないか…<何を考えている!

福井さんのお話の雰囲気が好きな人なら、きっと気に入る作品になってます。それに、今回は、明確な「救い」があるように思います。少し引いてみると、劇画タッチでもあるのですが、小説だから。場面が想像できる、というのは、描写が巧みなのと「映像」で育った世代でもあるからでしょうか。ともすると、BGMまで聞こえてきそう。

「…を答えにした」「…どきりとした」「押しかぶせた…」、、、なんとなく、同じような表現が何度も出てくるので、ああ、これは、福井さんの好きな表現なのだな、と。そういえば、浅田次郎氏にも好きな表現があって、必ず何度か出てくる言葉があったなぁ。「爆(は)ぜる」という言葉は、福井さんも好きみたい。

『川の深さは』や『亡国のイージス』ほど、ぐっとくるものは、少なかったけど、その分読む先にも「光」が差し込んでいるような、雲間から海上を照らす、幾筋かの陽光のような予感が続いていて、それはとても気持ちが良かった。

|

« いくつかまとめ(20060503) | トップページ | なんだかなぁ…、立喰師列伝(20060504) »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

■悠さんへ
そうなんですよ。分厚いです。しかも、1ページに文字がぎっしり詰まってるんですね。(^^;)
会話文ですら、文章内に入れてしまっているところが少なくありません。だから、読むのがたいへんでした。
展開が早いし、主題もわかりやすいし、今度は警察とか公安なんかも出てきて、組織のゆがみみたいなものもあったりして、とても興味深かったです。上巻だけ持っても、「重そうね」と言われました(^^;)。

投稿: あかん隊 | 2006/05/05 01:54

ひゃぁ、1000ページこえるんですね(^^ゞ
おいらも片手でもてない本読書してまして、もう、いつもなら、カッターいれて、半分か、三分冊にして、切って読んでるんですが、今回は分冊にせず、一気に読みました。
片手でもてないつーか、電車で持って読めない本なんとかしてください、机のないところで読む人のこと考えてくださりまっせ、出版社さま、さま、って気がしますけど(^^ゞ。

投稿: 悠 | 2006/05/04 23:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« いくつかまとめ(20060503) | トップページ | なんだかなぁ…、立喰師列伝(20060504) »