« スーパーマン・リターンズ(20060811) | トップページ | ユナイテッド93(20060817) »

2006/08/18

死ぬまでにしたい10のこと(DVD)

気になっていた映画のうち、劇場で観るチャンスを逸した映画は、こつこつDVDで。
そう思っているうちに、忘れてしまうことが多い。

これは、カヌさんの記事で思い出した。ありがとうございます。

主役の彼女、どこかで…、そうそう『アメリカ、家族のいる風景』に出てました。
少し影のある、それでも自分の立ち位置をしっかり持っている女性の雰囲気には、ぴったりの女優さん(サラ・ポーリー)だと思います。

「死」をこういう形で扱うお話は、どうしても泣かせるお話になるから、題材としては「斜に構えて拝見」することになってしまう。
テープに録音するメッセージ。あっさりとしたものだったけど、主人公の心情を表現する、なかなかよい台詞だった。

この世で、生きているものに絶対なのは、「死ぬ」こと。遅いか早いかの違いこそあれ、彼女には、少なくとも幸せな時間があったはずだし、いなくなっても思い出してくれたり、偲んでくれたりする人たちがいる。

自分がいなくなっても、この世界は続いていく…と彼女は思いつくのだけれども。
過程が、ややあっさりしていたためか、彼女が飄々としているためか、じんわりとしない。

地球上では、長生きの生物である人類。しかし、その一生など、遠い星の光が、地球に届くまでにかかる時間に比べたら、ほんの一瞬、針の先ほどの時間でもない。

理不尽な死は、受け入れがたいこともある。
彼女は、不運ではあったかもしれないが、不幸ではなかった…と。
「死ぬより辛い生」もあるのだ、ということを、やはり考えてしまう。

|

« スーパーマン・リターンズ(20060811) | トップページ | ユナイテッド93(20060817) »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■悠さんへ
原題に納得しますね。最初のカットでは、自身のことを「you」と表現していましたし。
やりたいこと、敢えて考えるとさほどでもないものですね。(^^;)
だから、瞬間的に思いつくことを可能なら、どんどん消化しておきたいな、と思います。まあ、性格(同時進行でいくつもこなす、ということが苦手)もあるので、ひとつずつになるんですけどね。(笑)

投稿: あかん隊 | 2006/08/19 16:30

やりたいことが10もあるだろうか?(笑)。
10のほうに意味があるのかと思ってたら、原題は、「mylife without me」ねんですね。

惰性で生きて、なにがやりたいか、わからなくなっている、自分のことを考えなきゃと、映画みたときは反省してたんですけど(^^ゞ。

投稿: 悠 | 2006/08/19 06:49

■カヌさんへ
そうですね。あの年齢では、辛すぎることでしょう。
まして、子どもたちは、まだ小さい。母親の立場というものもある。10代で結婚して子どもを持つ…そのことだけでも、どんなに自分自身の選択肢が制限されていたか、ということも、彼女を悩ませていたように思います。

自分も、この年代になったから思えることかもしれませんけど、ほんとにちっぽけな自身の存在とこれからずっと続くであろう先の時間のことを考えると、それほど時間は残されていない、やりたいことは、できるだけやろう…という気持ちになるものですね。
『海を飛ぶ夢』。あれは、泣けました。周りの人たちの気持ちに。

投稿: あかん隊 | 2006/08/19 03:34

こんにちは。わざわざリンクまでありがとうございます。

死ぬことを受け入れてしまえば、怖くないし、残りの人生を精一杯生きようというのはわかるんだけど、あの年でと思うと、受け入れられない自分がいるんですよね。
「死ぬより辛い生」とあって、「海を飛ぶ夢」を思い出しました。死をテーマにした作品では一番好きな作品です。

投稿: カヌ | 2006/08/18 17:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« スーパーマン・リターンズ(20060811) | トップページ | ユナイテッド93(20060817) »