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2006/08/21

ユナイテッド93(20060817)

完璧に酔った。ものすごい頭痛がして、吐き気がした。

飛行機は、嫌い。
すぐに酔ってしまう。搭乗したら、できるだけ早く眠ることにしているのだが…。
パラシュートはなくて、酸素マスクって、何の役に立つのか、と毎回しらける。ファーストクラスだろうが、ビジネスだろうが、墜落時の存命率が変わるわけじゃないだろう。

オーストラリア人の知人から「ボーイングを探せ」(DVD)を貰ったのは、少し前になるのだけれども、ついこの間もCNNニュースのトップに「9.11テロ、ねつ造疑惑再燃」という記事があった。

興味があれば、下記からどうぞ。
http://www.wa3w.com/911/

ここに紹介されていた本も購入して読んでいる。翻訳がかなり粗いので読みにくい。少なからず極端なことも書いてある。それでも、なかなかおもしろい。
のめり込むまでには至らないが、確かにそういうこともあり得るだろうとは思える。

かなり脱線。

乗り物酔いの状態で、がんばって観た映画は、不条理そのもの。
実行犯は、アッラーへの祈りを唱え、乗客は、キリストへの祈りを唱え、実行犯は、命がけで飛行機を目標へ落とし、死のうとしているし、乗客も命がけで、飛行機を上昇させ、生きようとする。いったい、これはどういうこと?
頭痛も、気分の悪さも、もしかすると乗り物酔いのせいばかりではなさそうだ。

「懸命に努力すれば報われる」などという言葉が、これほど虚しいことがあるだろうか。
「信じれば救われる?」「敬けんな信者は、神の国で幸福に?」

テロが、ねつ造されたものかどうかということを別にして、あの日、大勢の人たちが亡くなったことに変わりはない。軍人でもシークレットサービスの人間でもない、ごく普通の人たちが、犠牲になった。何のために?

実行犯たちは、裕福で幸せな生活には無縁の人たちに見えた。無関係の、たまたま乗り合わせた人たちを巻き添えに、死を選択する。彼らの「生(せい)」とは、いったいなんだったのだろう。彼らに「死への恐怖」はあっても、始めから「生」を選択する気持ちはないように見える。

極限状態でも、必死で「生きる」ことにかける乗客。それは、少なからず「現状の生(せい)に価値がある」と強く思えていたからこそ。あきらめずに、最後まで。

監督は、「観客は、自分だったら…と考えるだろう、それがひとつのきっかけになる」というようなことをコメントしていたように思う。自分なら、できることはする。
もちろん「生(せい)」のために。そう思えるのは、おそらく恵まれた「生」を生きているからなのだと思う。

恵まれない「生」を生きている人もいることをよく考えなければならない。
暴力に訴えることは、許されることではない。が、彼らが「死を賭して、報復(?)」を望んだのか、それとも、「気づき」を期待したのか…。どうも見えない。

地球上の「冨」や「健康で幸せな生活」が、一定量しかなく、それを支えているのが、「貧困」や「明日をもしれない生死と隣り合わせの生活」だったとしたら、どちら側で生きたいと思うだろう。「安全な場所」は、もうどこにもない。どうしたらいいのかも、よくわからない。

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コメント

■ミチさんへ
犠牲になるのは、いつも一般人ですよね?
戦争でも、テロでも。
命令した人や画策した人は、死なない。

戦争もテロも、命令するご本人が、なされば良いのです。

真偽は、さだかではありませんが、
「ごく少数の選ばれた白人のみが、豊かな自然の中で生き残っていくべきだ」という意識があると聞きます。優生学にも基づいていて、「劣等の人種」「劣等の人間」は、排除されるべき、ということらしいのですね。

無学・無宗教の自分には、「原理主義」といわれる宗教のことはよくわかりません。どんどん難解になるだけです。(泣)

投稿: あかん隊 | 2006/08/23 20:04

私も飛行機嫌いです。
いろんな捏造説が出てきてそれを検証していくのも面白そうですが、何の罪も無かった一般人が犠牲になったという事実だけは変えられませんよね。
「JFK」も公開当時見ましたがさっぱり真意は分からないままでした。
>財力と権力のためには、どんなことでもする人たちがいるのは、事実だろうと確信します。
怖い~。
財力や権力は墓場まで持っていけないのに・・・。

投稿: ミチ | 2006/08/23 10:23

■悠さんへ
「本当のこと」は、闇の中なんですね。
「漠然とした結果」「起こったことの概要」しかなくて、この日から、仮想敵は「テロリスト」になりました。

公判中のフセイン元大統領も、偽物…という情報もあるくらいです。イラクには、大量殺戮兵器はありませんでした。

『JFK』を観ても、ことの真偽はわかりませんが、財力と権力のためには、どんなことでもする人たちがいるのは、事実だろうと確信します。

ごく平凡な「一般」民衆の命など、どうにでもなる世界が、やはり現実にあるのかと。なんの力もない「個」に、いったい何ができるのでしょう。そのとき、できるかぎりのことをするしか方法はなさそうに思います。

投稿: あかん隊 | 2006/08/22 21:57

真珠湾攻撃を事前に知りながら、日本軍の爆撃にまかせ、世界大戦参加の機運に利用した、アメリカのことですから、捏造もありかな(^^ゞ。
もう、日本だけでは、テロおこらないで、と、神頼みのの私です^_^;

投稿: 悠 | 2006/08/22 06:11

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