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2006/09/12

LOFT(20060909)初日舞台挨拶

Loft (C)2005『LOFT』制作委員会

たまたまが重なって、初日舞台挨拶に臨場した。
もともと観ようと思っていた映画。

不思議な映画だった。黒沢清監督の作品は、未見のため、よくわからず、予習もなく唐突に観賞した。

前半の「脅かす恐怖」ではなく、じわじわと不安にさせる恐怖へのシークエンスは、見応えがある。音楽も必要最低限で、むしろ無音とも言えるような中での音響効果は、緻密に計算されたものだと思う。シーンもデザインされている。女性が喜びそうな、と言ったら語弊があるかもしれないが、おしゃれな構図と色遣いで、インテリアにも凝っている。

仮想と現実が、混濁してしまう。それは、登場人物のみならず、観ている方もだんだんわけがわからなくなる。これが、監督の手法?

どちらかというときめの粗い映像のように感じるが、それは「ブレアウィッチ・プロジェクト」の雰囲気に似ていた。主人公の言動には、少なからず無理があるようにも思う。だが、そうしないと、この恐怖はなりたたないようにできているからしかたない。

電気設備工事の役は、たしか…。(サマータイム・マシン・ブルースの彼?)
器用に役をこなしていた。(君もなかなか、不気味な雰囲気でてましたよ。)

安達祐実が、不気味な役を演じているのだが、うーん。どうだろう。キャスティングとして、これまでのイメージが強すぎるようだし、彼女の童顔が、果たしてあのような役にマッチしていたかどうかは、評価が分かれるところかもしれない。

舞台挨拶は、黒沢清監督、中谷美紀、大杉漣、あとはテーマソングを歌っているという歌手の女性(全然知らない人)。中谷美紀は、清楚な雰囲気で可愛らしい。ごく普通の人のよう。道ですれ違っても、きっとわからないだろうと思う。
大杉漣は、「豊川さんや西島さんでなくて、ごめんなさい」とジョークを飛ばしていた。

舞台挨拶は、自分にとってはおまけのようなものだったので、それほど思い入れもなく拝見した。それなりに良かったと思う。このあと、18日には、豊川悦司も参加する舞台挨拶があるようだが、「並んで整理券」というのは、もう嫌だ。それほどの情熱(?)は、すでにない。(試写会も、観客のマナーの悪さや会場まえにはあたりまえのように並ぶことが解っているので、応募もしなくなってしまった。くじ運が悪いということもあるのだが…)(^^;)

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コメント

■現象さんへ
そうですね。>カメラは2種類(もっとかもしれませんね)
「恐怖」というよりは、「不安」でしたね。
もっとも、「不安」が「恐怖」じゃないか、といわれれば、そうかも(^^;)。 不思議なトーンがあって、俳優さんも「素材」として扱っているような雰囲気を感じました。

そっか、別人ですか(^^;)。>電気工事の彼>いい加減だなー(自分)
何しろパンフを購入しなかったし、確認のしようがなかったんです。(この時点では) 映画などでは、ときどき見かける方のように思いました。あとで、ちょっと調べてみますね。

投稿: あかん隊 | 2006/09/17 16:32

カメラは2種類使っていたと思うんですが、
中谷美紀が誰かに追われているような、
不安があおられて効果的だったと思います。
黒沢清の映画はなんとなく好きなんですよね。
すごくおもしろいっていうのは1本もないんですが、
どうも追ってしまいます。
電気工事していたメガネの彼は大人計画の人で、
「サマータイムマシンブルース」の人とはまた別人です^^ノ
似てますよねw

投稿: 現象 | 2006/09/17 15:57

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