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2006/09/22

パプリカ(筒井康隆 著)

200609img021 劇場で予告編を観て、興味を持った。
文庫が平積みになっていたので購入。

イッキに読んでしまった。(一晩)
おもしろかった!

コンピュータ、夢分析、宗教、悪魔…
もりだくさんの情報が、これだけ整理されていると楽しい。久々に読んだSF。

筒井氏は、露出度高いから、あのお顔で、どんな表情でこの文章を書いていたのか…などと余計な想像までしてしまう。しかし、幅広い知識をお持ちだ。資料も 揃え、研究もされているのだろう。語句の意味がわからなかった読者もいたのではないかと思う。(女性誌に掲載されていたという)
用語解説が、必要だったかもしれないが、若い女性がターゲットなのであれば、用語の意味よりも他の要因(設定やキャラクタやストーリーや…)に触発され、筆力のすばらしさに牽引され、ぐいぐい読んでしまったかもしれない。

たぐいまれなる美貌と知性を持つ主人公(千葉敦子)は、格好良い。だが、それだけではない。とても魅力的だ。もちろん、他の登場人物も、それぞれに二極化しているような印象はあるが、気になる存在であり続ける。

マッドハウス(「時をかける少女」)がアニメを担当している、来年公開の映画は、タイミング的に少し忘れかけるころだろうから、きっと楽しめると思う。

『パプリカ』(映画)公式ページ→http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

■とらねこさんへ
いつもありがとうございます。言われても、あんまり嬉しくない言葉だったりします。>男だったら
むかーし、マカロニ・ウエスタンのガンマンに憧れたり、仁義なき戦いが好きだったりしました。実際「攻撃的」な性格なんだなー、って自覚してます。一転、保守の立場になると、ぼろぼろだったりします。(大汗)  まだまだ無自覚な欠点も山のようにあるので、もっと大人にならなくちゃ!…と自省の日々です。とらねこさんにもご指導ご鞭撻のほど、よろしく申し上げます。(^^;)

投稿: あかん隊 | 2006/12/17 23:44

私も来ました(笑)
あかん隊さんは、やっぱり、「オマエが男だったらなー」って、言われてしまうタイプなんですか(笑)
私実は、あかん隊さんの映画の趣味も、男性っぽさを感じたりしていたのです★
私も結構人の事言えなくて、とっても男っぽい趣味なので、私と気が合うなんて男性に違いない、と(笑)
女性であることに甘えている・・・ですか。ドキっ!
鋭い視点をお持ちですよね★^^;
私は、女性の、理論立てて考えを進めないで、感情優先になる人が、どうも話してて疲れてしまいます。

>ムキになって対抗しようとする
うーん、そうですね、こちらもドキっ!とします。
これ、端から見ると醜いし、後で冷静になればいいのですが、確かに私も気をつけないといけないなーと思います。

投稿: とらねこ | 2006/12/17 03:07

■とらねこさんへ
「おまえが、男だったらなー」って、よく言われましたし、今でも時々言われます。(^^;)  同性の友人には、頼られることも多かったりします。(そう思っているのは、自分だけかもしれませんが…)(爆)
甘えるのが苦手でして。可愛くないんですね。たぶん。女性であることに甘えている…ことを意識しない女性が、あまり好きではないのです。(わかりにくいゾ)  すぐ、ムキになって対抗しようとしてしまうのが、自分でもわかる年齢になりました。気を付けないと。
原作は、アニメを観てからだと、ちょっと違った印象になったかもしれません。登場人物の関係が、わかっているし。かといって、原作既読後にアニメを観たのでは、自分のようなことも。うーん。どうしましょう。(^^;)

投稿: あかん隊 | 2006/12/16 16:59

あかん隊さん、おはようございます。
私も原作をどうしても読みたくなってしまい、読みました。
正直言って、ケナシてしまいました。すみません。
自分は、最初に映画を見てしまったので、そのせいもあるかもしれません。
アナフィラキシーという概念を導入すると、物語が破綻してしまうのだけれども、それを映画の方がずっとクリアに解決できていたような気がします。
あと、やっぱり、筒井康隆の男性優位主義がどうしても気にかかって仕方がなかったのですが、あかん隊さんは、気になりませんか?
あ、ちなみに、男性と勘違いしていて、すみませんでした~(>_<)
あかん隊さんは、「水曜は絶対映画を外す」とおっしゃっていて、もし私が男性だったら、やっぱり水曜は外すと思うので、すっかりそれだけで男性かと思ってしまったのです。
あと、コメントも、あかん隊さんの話はいつも面白かったりして、女性らしい、というより、男性らしさを感じていたりしました。
なーんて、全然フォローにならなくなってしまった!すみません!

それと、昨日の『武士~』のTBですが、あかん隊さんはいつも遠慮をされていらっしゃるのかな?と思いました。
あの、できればドンドンTBしちゃってくださいまし♪
喜びます。

投稿: とらねこ | 2006/12/16 10:11

■とらねこさんへ
うわっ! 情報をありがとうございます。
自分は、まだまだ…。公開の日がいつかということより、仕事の区切りはいつ?、、、という状況なのでございます。はぁ。観たいなぁ!

投稿: あかん隊 | 2006/11/22 19:32

あかん隊さん、こんばんは♪
いやー、面白かったですよ、『パプリカ』。
私的には、最高に楽しかったです!
感激することしきりでしたよ。
きっと、この原作を楽しめたあかん隊さんの期待を裏切らない作品になっている、と、断言できます!

投稿: とらねこ | 2006/11/21 23:39

■とらねこさんへ
楽しみですねー! この原作は、はっきり言って「超おもしろい」デス。お勧めデス。読み始めたら、イッキに読んでしまいたくなる。
映画を観る前に、読んでおいた方が、理解しやすいかもしれません。お話は、込み入ってますから。筒井氏の表現力、筆力に圧倒されますよ。
WOWOWですか…。このごろ、おもしろそうな番組は、どんどん有料放送になりますね。良いことだとは思うのですが、当方は、アンテナ設置からはじめないとなりません。(泣)

投稿: あかん隊 | 2006/11/18 22:26

TB&コメントありがとうございました。
おお、一気に読んでしまいましたか!
私実はまだ筒井康隆は一冊も読んだことないんです。
今度読んでみようかな、と思います。
マッドハウスの制作の、『TOKYO TRIBE』という、11月からWOW WOWで放映しているアニメがあるのですが、それもなかなか面白そうなんですよ。早く映画みたいですね~♪
またよろしくお願いします。

投稿: とらねこ | 2006/11/18 02:52

■ぬえさんへ
はじめまして。コメントをありがとうございます。
おもしろいですよね! 登場人物もそれぞれ、とても魅力的。
想像力をフル稼働、シーンを思い浮かべてしまいます。映像向きのお話ですねぇ。楽しみです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

投稿: あかん隊 | 2006/09/26 23:31

はじめまして。
わたしもいっきに読んでしまったひとりです。一晩じゃないですけど。筒井康隆の小説はけっこう読んでる方なんですけどパプリカはその中でも特におもしろかったですね。後半の方なんかは映画化を意識して書いてるのかとも思いました。
実は全然知りませんでしたが映画で公開されるんですね。あの夢の部分をどう表現するのか今から楽しみです。
TBしたかったんですがURLがわからなかったのでできませんでした。

投稿: ぬえ | 2006/09/26 21:44

■たいむさんへ
文庫1冊。それほどページ数もないので、ばーっと読めてしまいます。(用語が難解な人は、たいへんかもしれない)(^^;)
今年も10月に開催されるフィルムフェスでオープニングに上映されるようです。原作の内容からして、イメージをふくらませ、映像化するのは、たいへんだけどおもしろくてたまらない部分もあっただろうなぁと思います。実写では無理だと思うなぁ。

投稿: あかん隊 | 2006/09/25 01:07

あかん隊さん、こんちは。
筒井氏の作品は、大昔に七瀬シリーズを読んだくらい。
そんなに面白かったですか?
こちらではまだ予告編もなく知りませんでした。
アニメ関係の映画を観ないとアニメ映画の予告ってなかなかみられないんですよね。邦画は邦画予告ばかりだし、外画は外画ばかり。シネコンの副作用かもしれません。
まだ公開時期・劇場の発表がないので、来てくれると嬉しいけれど・・・来るかなぁ、春かなぁ。
時間はたっぷりありそうだし、本を見たら読んでみようかと思います。

あ、でも来週は京極週間だわ。


投稿: たいむ | 2006/09/24 11:11

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