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2006/11/06

幸福(しあわせ)のスイッチ(20061104)

思い込みが激しくなっているのに気がつきました。何かこう、違うものを想像していたようです。

「心温まる、良心の映画」、と言えると思います…たぶん。
でも、残念ながら、個人的にはあまり心が動きませんでした。どうしてかしら。

三姉妹のうち、お姉ちゃんと妹は、タイプが違っていても、考え方や行動が自然で理解できるし、好感が持てました。上野樹里演ずる「次女」、これがどうにもこうにも「サイテー」なタイプの設定でした。こんな人、どうして周りが甘やかすのか、よくわかりませんでした。

和歌山の田辺市が舞台で、自然の美しいところや人情溢れる村落の人々との繋がり、そんな環境が、小さな家庭内でのトラブルもふんわり包み込んで、心があたたかくなる…というような感想を述べるのがいいのかもしれないのです。

ところどころに「笑い」を盛り込んでいるのですが、どうにも見えてしまう。そうなると「笑えない」ことになってしまいました。(自転車が、そう簡単にRV車を追い越せるとは思いません)

天の邪鬼。へそまがり。疑り深くて水気がない年齢になっているせいもあるかしら。

そーんな、うまいことばっかりなわけ、ないでしょうに…と思ってしまいました。量販の大手家電店ができてしまえば、小さな電気屋さんは、結局「修理」に精出すしかなく、営業の一環として「雑用」も、無料で快く引き受けて、クライアントの人情にすがって商売していくしかないのか…そんな見方もできてしまうわけです。意地悪、と言わないで。

地方の現実は、この映画ほど甘いものじゃない。
「シャッター通り」を知っている、寂れる一方の故郷を持っているからこそ、現実との距離を感じるこの映画に抵抗を感じました。

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コメント

■ぴかちゅうさんへ
わざわざコメントをありがとうございます。他の方のところで、余計なことを書いてしまって、反省しています。(^^;)
「コメントの真意」は、やっぱりわかりません。ごめんなさい。
まあ、いいじゃないですか。いろんな作品があって、いろんな価値観、感想、感じ方があるわけで。どう感じるかは、本来自由なものだと思うし。ぴかちゅうさんが、感じられたことは、とても素晴らしいことだと思いますし、価値のあることでしょう。ただ、自分にはそう思えない、という、それだけのことですから。

>悩んだ経験の多寡よるんだろう

悩んだ経験が少ないからですね…と言われているように感じるのは、自分だけでしょうか?(笑)
生きてきた長さに比例するとは思いませんが、それぞれの人がそれぞれの立場で、いろんな経験をして、悩んで生きていることに間違いはないでしょう。多い少ないの問題ではないと、思っています。まあ、気にしないで行きましょう。老い先短いので、あんまりいじめないでください。(爆)

投稿: あかん隊 | 2006/11/12 00:38

てれすどん2号さんのところで書いた私のコメントの真意がわかっていただけなかったようなのでお邪魔させていただきます。
前半、主人公のすねまくった態度にイライラさせられるところから、いろいろな出来事を通して姉妹や地域の人たちとのやりとりの中から主人公の生き方が変わり始めたのだと確認でき、その過程が丁寧にドラマにされていたのが貴重だと思うのです。前半のイライラとの対比がよかったんです。
そのあたりをどう受けとめるのか、人によって違うのかもしれません。「長く生きれば」と書いたのは言葉足らずでした。日々の家族や職場の同僚などの周囲との葛藤をどう解決していくかということで悩んだ経験の多寡によるんだろうと思います。甘えた存在にイライラしても切り捨てたり割り切ったりできない場合は変わってもらうしかないです。甘えた主人公でも大事に思っている周囲がつつみこみながらも(甘えるなって叱責するだけではダメな人間もいますから)、きちんとそれを指摘したことで変わっていくことができる!それが羨ましいし、自分にもそれが可能になるかもと思える作品だったことが嬉しかったのです。癒しだけではありません。もっと前に一歩を踏み出すための励ましのような感じです。
真意をわかっていただきたくて長々書いてしまいましたがお気を悪くなさらないことを祈っております。

投稿: ぴかちゅう | 2006/11/11 23:58

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