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2007/02/01

不都合な真実(20070120)

予告編を観て、気になったので。

扱う題材は「不都合な真実」なのかもしれないが、映画は、実に都合よく編集された「都合のよい映画」だった。特に驚愕の事実、というのはない。少なくとも現代に生きる、教養として知っていて当たり前のことが多かった。

見ようによっては、ゴア氏のプロモとも思えなくない。アメリカ風の自虐的ユーモアも振りまき、健康的で、誠実で、地球環境のために尽くす人…なのか?

世界中で講義を行うため、飛び回っているというが、何の見返りもない行動だとは到底思えない。ボランティアではあるまい。

彼があちこち移動すること自体、エネルギーを使うわけだから、じっとしてWebで呼びかける方が、省エネになるやもしれぬ。とはいえ、アメリカという国は、やっぱり…、といろいろな意味で再認識した。

地球環境をこれ以上破壊しないようにするために、何ができるか、自分なりにも考えることがあるが、結局、人類が地球環境を破壊して、自身の首を絞めることになるのだとすれば、自然から生まれた人類の末路としては、案外自然なことなのかもしれないと思うこともある。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■ミチさんへ
さすがアメリカ、何でもショービズ…とまでは言いませんが、こうした問題をまるで「自分が啓蒙し、対策への活動を意義付けるのだ!」といった微妙なすり替えのようなものを感じました。この題材に異議を唱えるとすれば、それは地球や人類をないがしろにするものである…ということになってしまう。事実は事実として啓蒙するのも大切かもしれませんが、ゴア氏ほどの方ならば、他にすべきことがあるような気もします。人類は、滅亡するかもしれませんね。それならそれで、仕方ないな、と思います。

投稿: あかん隊 | 2007/02/25 15:42

■kossyさんへ
年齢のせいもあるかもしれませんが、言われることをそう簡単に「はい、そうですか」とは思えなくなっています。ましてや。ゴア氏のように大統領にもなろうかという人物ですから、「地球、人類のために」なんて、子供じみた単純な理由でこうした活動をしているとは、到底思えないわけです。「未来への危機感」だけがモチベーション? 違うでしょう。語られる事実や内容は、すでに既知のことばかりでしたし、いまさら声高に語る必要があるでしょうか? 啓蒙の意味はあるかもしれませんが、では、どうするのか、ということが大切で、しかもその対策は一人ひとりがどうがんばっても補い切れない部分が大きいわけです。
彼はうまい題材を見つけたものだな、と違う意味で感心しましたね。

投稿: あかん隊 | 2007/02/25 15:32

こんにちは♪
今ごろ公開でございます~。
ファミリーの事を出してくる辺り、ちょっと「うーん」という気もしましたが、あれがなければまるっきり講演と同じになっちゃいますし、難しいところですね。
アル・ゴアマンセー☆になるのは怖いですが、「地球温暖化ストップ」は火急の事案ですからひとりひとりが小さいことからコツコツとやんなきゃいけませんね~。
でも、人類が滅ぶのはもう必然のような気もしています。

投稿: ミチ | 2007/02/25 15:09

おはよーございます!
あかん隊さんの記事に同感です。
この映画を素直に受け取れませんでした。
まぁゴア本人が「不都合な真実」という言葉を使ってるのだから、
裏も読み取れよという意味が込められてるのかもしれないけど・・・

投稿: kossy | 2007/02/25 09:57

■たいむさんへ
確かに。何の影響力もない人が、わーわー言っても効果がないことでも、ひとかどの人物が「これ、これ」というと効果があることが多いですものね。やっぱり、One of them では叶わないことも、彼には叶うのかなぁ。それだけの社会的地位と責任がある、という自覚もおありなのでしょうけど。でも、どことなく「きれい事ばかり言ってる」という印象もなきにしもあらず。自分自身は、父親のタバコ畑にまつわる話などで良くなかった、反省した…と言うけれど、彼は、そんなに清廉潔白、聖人君子で生きてきたのかな、とすれば、きっと彼のメッセージは、一定のレベル以上の生活をしている人には響いても、極貧と餓えから脱しようとしている人には、響かないのじゃないかな、とも思った次第です。

投稿: あかん隊 | 2007/02/25 02:48

あかん隊さん、こんばんは。
やっと公開です。
>ボランティアではあるまい
(笑)「政治家アル・ゴア」は常に感じられましたね。
で、お子さんのエピソードを出してくるあたりもやはり「政治家アル・ゴア」だよなーと(笑)
政治家でなければどうにもできない部分へのアプローチは必要で、そのために権力を欲することに否定はしませんw
中国など、今最盛期?の国に「それは止めろ」と散々やってきた先進国が言うのって理不尽というか、説得力ないですよねぇ・・・と微妙な国際間の問題はどーするのかな?手捌きであり、手腕を拝見したいような、ちょっと興味があります。


投稿: たいむ | 2007/02/24 16:34

■MANAMIさんへ
ありがとうございます。地球に見切りをつけている方も一部にはいらっしゃるようで、火星に住めるようにするとかしないとか…。ホーキンス博士も「人類は違う星に移住すべき」なーんておっしゃってます。
私は、とりあえず、もっぱら自転車と徒歩で外出、乗り物は公共、買い物でレジ袋は貰わない(袋を持参)、ゴミを少なくして再利用できるものは、有価物で決まりを遵守…というくらいですが、これで守れるのでしょうか?>地球

投稿: あかん隊 | 2007/02/18 02:02

こんばんは。
TBさせていただきます。

かつての恐竜のように、繁栄を極めた生物が滅んでいくというのは、地球の歴史の中で繰り返されてきたことではありますよね。人類がその例外となれるかどうか...。霊長類と自称したプライド(?)が試される時なのかもしれません。

投稿: MANAMI | 2007/02/17 22:08

■ひらりんさんへ
こちらこそ、いつもありがとうございます!

日本では、「もったいない」という言葉、昔はよく聞いたものでしたが、最近はあまり聞かないような気がします。地球温暖化とか環境破壊…そんなことを知らなくても、省エネは生活の一部だったのかもしれないな、と思いました。

確かに、地球環境の危機なのですが、最近の「健康ブーム」にしても「ロハス」などにしても、随分エスカレートしているようで、ちょっと不安も感じます。もう少し、地道でも確実に「未来への心掛け」ができればいいな、と。

投稿: あかん隊 | 2007/02/17 02:25

トラバ・コメントいつもどうもでーーす。
ブッシュに負けちゃった生真面目政治家・・ってイメージのアル・ゴアさん。
日本は資源が少ない国なので、
省エネとか、リサイクルとか、よく耳にするお国柄。
ゴアの講演も、衝撃的内容ではなかったですね。
しかし、ひらりん的には説得力のあるトークで、
あらためて、環境問題を考えるきっかけくらいにはなったのでは・・・と思いますっ。
やっぱ、偉そうな肩書き(元アメリカ副大統領)に弱い・・・ひらりんなのでした。

投稿: ひらりん | 2007/02/17 00:54

■由香さんへ
ゴアさんの講演にかかる費用、すごくかかるらしいですよ。
これまで調べてきたことや顔が利くところから集めたデータを元に話をするだけで、彼は、もう大統領にならなくても良さそうなくらいですよね? 内容は、良いとして、いかにもアメリカンでしたよね?

投稿: あかん隊 | 2007/02/09 00:54

あかん隊さん、こんにちは!
この映画には、考えさせられました。
温暖化は身近で深刻な問題である事を改めて認識しました。
ゴアさんが講演であちこち飛びまわっていることには敬服しましたが、使う車がベンツではなくてエコカーだったら良かったのに。。。とも思いました。

投稿: 由香 | 2007/02/08 09:25

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