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2007/02/05

Dear Friends/ディア・フレンズ(20070204)

公開2日目なのだが、案の定、他の映画(「どろろ」に入っていく若い人たちが多かったようだ)に喰われたのか、それとも…。シアター内には、若いカップル3組み、同じく友だち同士が1組み、そして、最後列の真ん中に自分。こういう映画を観るような年齢層ではないかもしれぬ。>自分

いや、しかし。個人的には、なかなか良かった。この映画。
主人公の北川景子。モデルから、というのが頷ける。が、彼女、本当に体当たりの演技だ。感心した。役柄もあるかもしれないが、濃いめのメイクが最後まで残っていたのが、ちょいと気になる。高校生にしては、大人びているように見えるのは、実年齢から言っても無理はないが、今の高校生、見た目は大人びているのだろう。

本仮屋ユイカは、印象的にも非常にマッチする絶妙のキャストだっただろう。

監督の両沢和幸氏、存じ上げなかったが、テレビドラマでヒットを飛ばしている方のようだ。そう考えると、確かにテレビサイズで観ても十分に行ける。映画としてどうか、と考えた場合、確かに物足りないかもしれない。対象への視線が、近いようだ。画面の拡がりが少なく、登場人物の気持ちを伝える手法に巧妙さはない。音楽の使い方が、控えめなのは好印象だ。

女子中高生にたいへんな人気という、原作のYoshi氏。全く知らず、X-JAPANの誰かなのか…などと適当なことを想像していた。「Deep Love」も映画になったそうだが、未見であることからしても、「社会的な現象を巻き起こし…」というものから、ことごとく逸れている自分に気づく。>何やっていたんだろう。わからず。

ベタ、お約束…そんな表現やセリフが、くどいほどなので、いささか興ざめすることもある。それでも、「友だち」ってなんだろう、と。この年齢になっても再度考えてみる機会をもらったように思う。たまには、ベタでもいいじゃないか。泣けたもの。(もらい泣き)

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

■デポさんへ
いつもありがとうございます。
そうですねぇ。北川景子さん、今作にかける熱意のようなものが伝わってくる、迫力のある演技でした。

投稿: あかん隊 | 2007/02/19 21:10

あかん隊さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすいません。

この「Dear Friends -ディア フレンズ-」に関しては、北川景子さんの演技がすべてと言っても過言でないほど全身全霊を懸けた素晴らしい演技でした。テーマを友情に置き、恋愛や家族愛が必ずしも救いの手を差し伸べる訳ではないという現代の環境にもマッチしていましたし、マキの日記を書き続けることによりふたりの関係を維持させていくエンディングも良かったと思います。

投稿: デポ | 2007/02/18 22:01

■PGM21
いつもありがとうございます! コメント、感謝します。

>相当衝撃的なこと
そうでもないと思いましたよ。気になさらなくて良いのでは?
PGM21さんの気持ち、わかります。

あの映画でも感じましたが、「友だち」という言葉がとても安易に使われるようになってしまったように思います。
私が、若かった頃は、そう簡単に「あの人は友だち」とは言わなかったんじゃないかな、と思い出しています。「クラスメイト」「同じ学校の人」というカテゴリはあっても、「友だち」というのは、もっと特別でした。
「友だちになって」と言ったこともないし、言われたこともありませんが、現在、自分が「この人は友だち」と思える人たちは、きっと死ぬまで、自分にとっては「友だち」でしょう。

そうそう。PGM21さんがおっしゃっていた「同志」のような存在かもしれません。本当の友だちなら「だって、私たち、友だちでしょ?」なんて言いませんよ。きっと。(^^;)

今の若い人たちは、全部とは言いませんが、自分たちが「おばあさん」や「おじいさん」になるという意識がないかもしれません。ずっと、若いままではいられないのに。「今さえ、綺麗で、今だけでも楽しければ、それで幸せ」と思っていると後悔すると思いますけど、敢えて苦言は申しません。20年後の自分の姿を想像して、計画的に人生やらないとしっぺ返しは相当のものになるはずです。時間は、不可逆。

投稿: あかん隊 | 2007/02/07 01:33

何時もお世話になっております。

当Blogでは相当衝撃的な事を書いてしまいましたが、私自身はこの映画の記事については後悔していないので、あれも1つの考え方と考えていただければと思います。友達って必要ですか?と問われて迷わず必要ないと答えられるのは多分私位の少数派だけだと思いますので・・・
「Deep Love」は鑑賞しましたけれど、やはり今の子供達の安易に体を委ねる事に対して悲しくなった作品でした。
そういう現実にはやはり大人に責任があるのかもしれません。
結局のところ今の子には痛みを教えないと理解できないという現実を訴えたかった映画なのだと思います。実際私もそう考えている位ですから・・・口で解らない人には経験して痛みを知ってもらうしかないでしょう。それで解らなければ・・・諦めるしかないでしょう。

投稿: PGM21 | 2007/02/06 23:47

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