« ハピバトン | トップページ | 417本 »

2007/02/12

交響曲第3番(ブラームス)

オーディオ、クラシック音楽など、幅広い趣味をお持ちの 小林二郎さん のご厚意で、
「ロマン派の夕べ」(リテ管弦楽団 第8回定期演奏会)に臨場することができた。

音の重み、幅の広さが、五感に直接届く、というすばらしさ。

コンダクタの動きで、撹拌される空気と時間。
弦楽器の弦が、演奏者の意思を受け取って弾かれ、震える。その震動が伝わる。
管楽器は、演奏者の繊細な息遣いを受け止め、あたりの空気を色彩に変える。

感激屋なのだ。

オーディエンスは、コンダクタの背中をみつめ、演奏者もコンダクタの最初の一振りを待つ、「緊張した静寂」からの転移。時が、「今」を変え、静寂が美しい音を含んだ空気に飲み込まれる、その一瞬に感動してしまう。演奏者の一人ひとりが、自分以外の全体のために、適度な緊張を保ちつつ、自身の表現の限りを発露させんとしているように思う。

曲目は、Schumann ゲノヴェーヴァ序曲、Brahms ヴァイオリンとチェロのためのドッペルコンチェルト、そしてBrahms の交響曲第3番。

ヴァイオリンやチェロが、ピックアップされた曲を生演奏で聴いたのは初めて。
美しい音と迫力に圧倒された。

このような機会を得られた幸運に心から感謝している。

|

« ハピバトン | トップページ | 417本 »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

■フフラウケーゼさんへ
素晴らしいコンサート、そして、コメントをありがとうございます!
公演後、お話を伺えてとても嬉しかったです。フフラウケーゼさんも、ちょっとテンションが高くなっていたのかもしれませんね。(^^;)

ソリストのお二方は、感性も技術もさることながら、「魅せる音楽」をなさっていました。さすが、層の厚い西洋でのプロ! と驚きました。
とても難しい曲でしたが、緩急のバランスといい、ブレイクと掛け合いの巧みさには、ため息。

ブラームスの第三楽章、私も、あの主旋律が好きです。メロディだけ知っていて、ドラマや映画でも使われていたのを思い出しました。ああ、これだった! と。

今回のメンバーの方々は、ひとつになっていたと感じます。一人ひとりが、「言い訳しない演奏」をなさっていらしたと思うのです。とても丁寧にプレイされていました。真剣でした。コンダクタの方は、人間的魅力に溢れた方ですね! ユーモアを交えても、必要な緊張感は、きちんと保ってらした。格好つけない素朴さも併せ持っていらした。人の心を惹きつける「吸引力」がある方だと思いました。日本語もお上手でしたが。そうですか、その番組で? とことん明るい方なのですね。

是非、またお声をかけてください。楽しみにしています!

投稿: あかん隊 | 2007/02/14 04:52

あかん隊さま

先日は私達のコンサートに来て下さり、ありがとうございました。
また素敵なプレゼントまで!(もう早速頂いてしまいました(^^;))

終演後はお会いできて嬉しかったです。
今回のコンサートでは私自身かなり興奮してしまってあまり
何をお話したかよく覚えていません(><)

本当に今回のこの楽団は他のアマチュアオーケストラとは
毛色が変わっていて(指揮者とソリストが西洋人なので日本人以外の
人も多かったようです)でも良い意味で変わっているので、
私も本当に楽しめました。

まわりはみんな技術がある人ばかりで、ソリストが練習に入ってからは
ソリストからの要求も多く、かなり緊張しました。
それでもちょっとした指摘で音楽がぐん、と良くなるのですね!

私が個人的に良かった、と思うところは、
ドッペルコンチェルトでソリストが曲調を一瞬で変えるところ、
それからブラームスのシンフォニーの三楽章のヴァイオリンのメロディーです。

気分が乗ってくると、勢いに乗ってずっとFFで大音量で演奏してしまいがちですが、
そんなフレーズの最後でソリストがフッと力を抜くところは絶妙でした。

また、シンフォニー三楽章のヴァイオリンは、これも主旋律のメロディーだから、
勢いにまかせて歌えるだけ歌ってしまえ!とデリカシーのない奏者はそうなります。
それが第一ヴァイオリンは8人くらいいたでしょうか、
一番後ろの最後に座っているひとりまでパートトップと息があっていたのです。
フレーズのイメージというか、歌い方がその人数で統一されているというのは
かなり難しいことだと思います。
そこでも抑えるとこところは抑え、それが上品で哀しげな雰囲気を
高めていました。
普通、弦楽器の後ろの方はエキストラであまり練習にこない人が
本番に違うことをやって台無しにすることが多いのですが、
この演奏会においてはそういったことが全く無く、
私は感動しました。

もちろん、指揮のフランス人の先生のトークも
面白く、
(後ろで聞いている楽団員たちも大爆笑でした)
私は大好きです。
ちなみに彼女はテレビ「8時だよ全員集合!」を見て
日本語を学んだそうです。

なにはともあれ、あかん隊さんも感動を一緒に味わってくださり、今回も幸せでした。

また声をかけさせて頂きます。

それではまた!

フフラウケーゼ


投稿: フラウケーゼ | 2007/02/13 20:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46265/13876241

この記事へのトラックバック一覧です: 交響曲第3番(ブラームス):

» 映画「どろろ」本編ダイジェスト [ツマブキ聡]
ツマブキ聡&柴咲コウの話題映画【どろろ】・「どろろ」本編ダイジェスト どろろは時代劇で妖怪物、というかなり特殊なジャンルとして発表され、アニメ化に伴う掲載誌の変更、ヒーローキャラである百鬼丸をうたったタイトル変更、なによりも全身に欠損を持つ超能力者と盗賊の孤児が主人公ということで、差別問題など微妙な問題が多く地上波では殆ど再放送されないなどかなり不遇な状況を背負った作品。但し、内容は手塚治虫得意のバラエティ豊かなドラマ、特に戦争に対する庶民の怒りが語られ、一つの村が隣同士の争...... [続きを読む]

受信: 2007/02/12 17:49

« ハピバトン | トップページ | 417本 »