アルゼンチンババア(niftyの試写会にて)
くじ運も(他の運も)、決して良いとはいえないので、めったに応募しない試写会に気紛れを起こして応募したら、めずらしく当選。おかげで、先んじてこの映画を観ることができた。
観賞前に月刊「シナリオ」(4月号)でシナリオを読んでしまっていたので、ストーリーは把握していた。会場の音響が良くないのか、セリフがとても聞き取り難かったとはいえ、ほぼ掲載されていたシナリオどおりだったと思う。(原作は未読)
役所広司演ずる主人公の役は、一見に値する。堀北真希は、役によくなじんでいて感情移入するのに違和感がなかった。鈴木京香も、おそらくは象徴的な存在の役だったのだろうけれど、強烈なイメージの割に押さえた演技で好感が持てた。
泣き虫なので、誰かが泣いているとすぐにもらい泣きしてしまう。「死」にまつわるテーマの題材は、卑怯だと思いながらも、ついつい…。
これだけ家族に思われる「おかあさん」は、幸せだ。失ってこそ解る「存在の重さ」と「喪失感」をこうして乗り越える家族がいることを思えば、居なくなる方の立場になったとしても悔いはない。
よしもとばなな氏の本は、読んだことがないが、独特の雰囲気があるのだろうと想像できる。これからゆっくり読んでみよう。
社会の停滞感に伴うように、ストレス、トラウマなど心の問題や健康への注目度が極端に高くなっていて、この映画も「デトックス」効果があるのだそうだが、それとは別に、映画として、邦画らしい空気感とフィルムの色調、ときおり混じるコミカルな挿話も、作品全体を通して人々を見つめる暖かいまなざしのようなものを感じることができるだろう。
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» 『アルゼンチンババア』 [ラムの大通り]
※ラストカットを記しています。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただくことをおススメします。
「そうか、長尾君は
このアップが撮りたかったんだなあ」
----ニャにニャに?いきなり監督を“君”づけ?
「実は彼の映画は
『THE GREAT ADVENTURE OF PHOENIX』など
早稲田の学生だった頃の作品から観ているんだ。
当時の学生映画は実験&観念的な作品から
エンタメ的に物語へと移る過渡期にあった。
そんな中で、
�... [続きを読む]
受信: 2007/03/10 18:22
» 「アルゼンチンババア」イベント&試写会 [Thanksgiving Day]
映画「アルゼンチンババア」の試写会に行ってきましたー!!
今回はイベント付き試写会ってことだったので、何があるのかと思ったら、映画が始まる前にアルゼンチンタンゴを見れました♪
ああゆうのができたら楽しいでしょうね〜…と、ダンス経験がないぼくは感心して見....... [続きを読む]
受信: 2007/03/16 01:31
» アルゼンチンババア 07071 [猫姫じゃ]
アルゼンチンババア
2007年 長尾直樹 監督 よしもとばなな 原作堀北真希 役所広司 鈴木京香 森下愛子 小林裕吉 岸部一徳 きたろう 田中直樹 手塚理美
YAHOO JAPAN オンライン試写会 おうちで上映会ペパーミントの魔術師 Ageha さまのところで、教え....... [続きを読む]
受信: 2007/03/22 17:42
» 「アルゼンチンババア」Yahoo映画「おうちで上映会」にて。 [ペパーミントの魔術師]
「おうちで上映会」当たりましたっ♪ 頭の中ではタンゴが流れておりまする~。(笑) これで役所広司さんがビシッとしたカッコして踊ってたら 「シャルウィダンス」やん。(ノ*゚▽゚)ノ ちなみに原作のレビューはコチラで。 →「アルゼンチンババア・よしもとばなな」 人..... [続きを読む]
受信: 2007/03/23 10:28
» アルゼンチンババア [八ちゃんの日常空間]
本年度劇場観賞70本目です。
いやぁ、なんとも言いがたい感想を持たせる素敵な映画でした。お涙モノでも感動モノでもありません。松竹メジャー系とは思えない作りの映画です。 [続きを読む]
受信: 2007/03/25 01:41
» 【2007-43】アルゼンチンババア [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
行方不明のお父さんが見つかったのは、
町外れにある、古い遺跡のようなビルでした。
そこで一緒に暮らしていたのは、
ある一人の、ちょっと変わった・・・
三人家族の中心だった母が死に、
父はその日に姿を消した
悲しみを乗り越えてよみがえる
新しい命....... [続きを読む]
受信: 2007/03/26 23:52
» 『アルゼンチンババア』イベント付きプレミア試写会@中野サンプラザ [|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο]
しあわせがじんわりと体中にしみわたる3/24に公開される、よしもとばなな原作の映画『アルゼンチンババア』のスペシャルイベント付きプレミア試写会へ行った。フジカラーよりロッテの花の方が綺麗だったから、記念に撮ってみた(爆)早朝から並んでいたファンもいたらしく、....... [続きを読む]
受信: 2007/03/27 18:24
» #51.アルゼンチンババア [レザボアCATs]
仲の良かった家族3人だったのに、母が死亡し、墓石の彫刻師だった父(役所広司)が行方をくらませてしまった。高校生のみつこ(堀北真希)はどうしたらいいか、困ってしまう。半年後、父は“アルゼンチンババア”(鈴木京香)という、町外れの洋館に住む、少し頭がおかしい....... [続きを読む]
受信: 2007/03/28 01:49
コメント
■たいむさんへ
うーん。正直言って、私も諸手をあげて「good!」と言えるわけではないのです。原作は未読ですが、多分、よしもとばななの世界というのがこういうものなのかも「リアルともファンタジーともつかない」と思いながら観ていたわけでして。(^^;)
年齢のせいなのか、これまでの個人的な経験値がそう思わせるのか、「ダメお父さん」も仕方ない、倫理に反するようなことがあっても仕方ない…あきらめじゃなくて、許容するというか、笑って許せてしまう自分にも気がついていたわけです。
投稿: あかん隊 | 2007/04/06 01:31
あかん隊さん、こんばんは。
役者さんのそれぞれがとてもいい雰囲気で良かったのですが、リアルともファンタジーともつかない感覚にいまひとつ付いていけなかった感じでした。
ユリの言葉の一つ一つには共感できるのですけど。
投稿: たいむ | 2007/04/05 19:40
■とらねこさんへ
こちらこそ。無理していただいて、本当にすまなかった…と反省してます。でも、無理してくれて嬉しかったのも事実です。二人の邂逅にカンパイ!
私は「おかあさん」なんですね。ちょっと、どうしようもないような(といってはイケナイ?)連れ合いもおります。たぶん、彼は、この「おとうさん」のようになっちゃうかもしれない。(私が先に居なくなったら) でもね。だからこそ、残されたなら「頑張って、自分を取り戻して、どんな形でもいい、幸せに生きていって欲しい」そう思えたりしたんです。この映画観て。
投稿: あかん隊 | 2007/03/28 03:45
あかん隊さん、こんばんは☆
その節はどうもありがとうございました。
私は、このお父さんは、それほど酷い行動をしているとは、とても思えませんでした。
誰だって、つらい時に、立ち止まってしまうのは仕方が無いことだ、そう思います。
ずっと走り続けていると、見えない風景だってあると思うんだけど・・・?
投稿: とらねこ | 2007/03/28 02:00
■PGM21 さんへ
お世話になっております。コメント、ありがとうございます。
なるほど。確かにそうですね。日本の法律では、許容できない表現が各所に散見されました。
投稿: あかん隊 | 2007/03/25 00:35
何時もお世話になっております。
え~とこの映画今季ワースト映画となりました。
これだけ突っ込みがいのある作品も珍しいというべきかあれ許しちゃダメでしょうという内容ですよね・・・
理解はしても認めるわけにはいきませんでした。
堀北真希さんにあんな事させちゃ・・・これは講義ものでした。
投稿: PGM21 | 2007/03/25 00:14
■猫姫少佐現品限り さんへ
いつもありがとうございます!
解ります、その気持ち。どんなに喪失感に打ちのめされていたとしても、男性としては、あまりにも頼りなくて情けない。身勝手ですよね。
周りが甘やかすから…というのもあるかもしれない。
「幸福のスイッチ」では、娘でしたが、この映画では父親。
「倫理観」というものが、今、ずいぶん変容しているのだな、とも思いましたよ。私も、もう少し若くて、連れ合いに「想い」があった時なら、きっと腹が立ってしようがない映画だったでしょう。
今は、なんとなく許せてしまったりします。>ダメ男
投稿: あかん隊 | 2007/03/24 19:48
こんにちは!いつもありがとうございます!
これねぇ、、、
>「おかあさん」は、幸せだ
こんな考え方、全く出来ませんでした。
不幸としか思えなかった、、、
男として最低な行動を、ごまかしているとしか思えない映画でした、、、
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007/03/24 17:22