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2007/04/03

サン・ジャックへの道

M0186ブログで知り合った「映画通」のお三方とご一緒できた。
嬉しいかぎり。

映画ときちんと向き合って、繊細な部分まで感じ取れる感性豊かなレビューを公開なさっている「とらねこさん
同じ大学の後輩と知って、その奇遇に驚いた。

独特の表現とポリシーをお持ちで稀少な映画も鑑賞なさる。そのレビューは、文学的でもあります。そのくせ、人を逸らさず、飾らない方。待ち合わせで目が合うと素晴らしい笑顔で魅せられるステキな「現象さん」。

初めてお目にかかった「栗本 東樹さん」は、知性の香る、落ち着いた雰囲気をお持ちでいらした。筆力のある、読ませるレビューを公開されています。

微妙にコミカルで、それが監督の持ち味なのかもしれない。実際には、たいへんな時間(日数)をかけて歩く、果てしなく、過酷ともいえる道のりであり、天候や自然や景色、道程での見知らぬ人とのふれあいなどが、グループとして遍路する仲間とは、また別の感慨を呼び起こすように思うのだが…。

カットも頻繁で、登場人物の「夢」の中なのか、心理なのか、イメージそのものを映像にしたような部分もあって、ところどころシュールだったりする。盛りだくさん。その分、何も「サン・ジャックへの道(サンティアゴ巡礼の道)」でなくても良さそうではある。


Santiago上映劇場で販売されている「ぶらりあるき サンティアゴ巡礼の道」 安田知子著(芙蓉書房出版)
実は、本文デザイン、挿入地図、写真トリミング、組版、装幀一式、と制作のすべてを任されて仕上げた本である。(手前ミソ)

写真は、安田氏ご自身によるもので、力作といえるたくさんの写真の中からは、劇場にも展示されているので、実際の「巡礼路」の雰囲気を思い浮かべることができる。氏は、この映画のパンフレットにも寄稿されている。

「サン・ジャックへの道」をご覧になって、「行ってみたい。あの巡礼路を歩いてみたい」と思う方も、いらっしゃるだろうから、実際に「巡礼路」を2度、歩いた経験を持つ著者(安田氏)の、ドキュメントとして、本をお読みになると良いと思う。(ちゃっかり広報)

映画の中で、本物なのは、景色と歴史的建造物、そして「クレデンシャル(スタンプを押してもらう台紙)」、「アルベルゲ(巡礼者の宿)でのスタンプ」。

アルベルゲの主人(オスピタレイロ)たちには、ユニークな人物が多いらしいが、映画でも、実在する「マンハリンのオスピタレイロ、トマスさん」がちらりと登場していたように思う。

巡礼路には、いくつかのルートがある。この映画では、フランスからの「フランス人の道」(最もポピュラーなルート)。ピレネー山脈麓からサンティアゴまで、800kmある。
ちなみに東京→青森でも800kmはない。

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