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2008/02/07

リトル・チルドレン(DVD)

2008004昨年9月に公開されていた映画。
劇場で観たかった。

まさに、「大きくなっただけの子ども」が「大人」であることがよくわかる。それぞれのキャラクタが、実に端的な欠落感を持ち、不満を抱え、自分自身に失望している。

その失望のために焦燥し、欠落を埋めようと、あがく。その言動は、結果的に必要だったのかもしれないが、回り道しているとも言える。

だが、大人になり、親になり、それでも、満たされない自分自身の中のもやもやしたものに、抗いがたいアイディンティティからのフォーカス。

なぜなのか。
自分自身にも、問いかけてみたくなる。

不安定な心理を描写するかのような天気の移り変わり、夏の陽射しの中、プールではしゃぐ子どもたちの様子を満足げに眺める親たち…。平和で健康的で、明るくみえる日常に潜む、不穏。一瞬にして、変わる可能性を秘めた場の空気というものは、おそらく、どんな場にも、常日頃から存在しているものなのだ。

各人の思いや認識や、世間体や常識だと思っていることや、そうしたものが、ほんの少しのことで大きく変わることがある。本当のことは、各人の心の底に深くしまわれていて、めったに表面化することがないようにすら思える。

端的なサンプル、とも思えるストーリーではあるが、ここで起こるようなことは、形を変えて、今日もどこかで起きているのかもしれない。

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