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2008/02/12

チーム・バチスタの栄光

こういう脚色を歓迎してよいものか、どうか。判断に悩む。
まずは、そう退屈しなかったので、及第。

原作は、かなり前に読んでしまって、細かい記憶がなかったから許せた部分もあるだろう。
シリアスにならずに、どちらかというとコミカルなタッチで仕上げてあった。
原作でも、少なからず楽しい部分もあるのだが、違うと思う。

田口を女性にしてしまったことは、良かったのだろうか?
それより、疑問に思ったのは、白鳥のキャラクタ。これは、違い過ぎる。
阿部寛、濃すぎて…如何ともし難い。どこかで観たことのあるキャラクタになってしまっていて、大声を張り上げ、勝手な言動が多いわりには、存在感が薄い。

意外なヒットは、井川遥だったかもしれない。>嘘泣き

何にせよ、この脚色、このキャスト(およびキャラクタ)で、海堂さんがオーケーしたのなら、いいのだろうが、どうにも、納得の行かない今作ではあった。

全く別のタイトルにして、ベースに原作がある、という持って行き方なら、腑に落ちる。
しかし、画面中央にアップになる顔の、なんと多いことか。ご丁寧に「バチスタ手術」についてわかるように編集してある、あの画面の、なんと哀しいことか。

この映画の対象は、小中学生なのか?

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
先日、原作読みました。
村上龍の「半島を出でよ」に3週間もかかったんですが、
こちらは3日でした。普段は会社の昼休みに
1人で食べる時ぐらいしか読まないのに、面白くて
家でも読んじゃいましたよ。
白鳥のキャラって漫画でならいそうな人なんだけど、
小説では、ここまで強烈な人はそういませんよね!

映画のほうは、期待しちゃいけないようなので、
いつか観ます(^^;

投稿: カヌ | 2008/05/30 18:21

■えいさんへ

コメントをありがとうございます!
先日は、お忙しい中、お出かけくださいまして本当にありがとうございました。タイミングが合わず、お会いしてご挨拶できなかったのが、とても残念でなりません。すみませんでした。

最近、忙殺されて映画からもやや遠ざかっています。ちょっと辛いです。一番最近観た映画は、「バンテージ・ポイント」。良かったです。「バベル」に似たようなコンセプトを感じましたが、「バベル」より好きでした。

「チーム・バチスタ…」は、原作がおもしろいですよね? そうそう、私も白鳥は、田口氏がジャスト!と思っていましたから、阿部氏ではつまらなかったです。田口先生役も、女性の設定ではな~…。とはいえ、映画になったことで原作を読む方も多くなったことでしょうし、まあ、めでたし、めでたし。

気になる映画をチェックすることもできなくなっていましたが、えいさんのお勧め、是非とも劇場に足を運びます。いろいろ身辺整理しています。(笑) GWには、元気いっぱい、また映画に復活予定です。これからも、どうぞよろしくお願いします!

投稿: あかん隊 | 2008/04/11 01:31

こんばんは。

先日は、グループ展へのご案内、
そして丁寧なお手紙までいただきまして、
ほんとうにありがとうございました。

最近、ブログをアップされていないご様子でしたので、
その機会を虎視眈々(笑)窺っておりましたが、
先日、この「チーム・バチスタの栄光」の原作を読了。
少し絡めるかなと、こちらにお礼の方を書かせていただきました。

さてその感想ですが、
思った以上に、映画と違うのに驚きました。
白鳥は、いまだと個性的な役者が多いですし、
阿部寛のようなイケメンじゃない方が
オモシロいと思いますが、
やはりそれでは映画が成り立たないんでしょうね。

ぼくは読みながらずっと
羽場貴之を演じていた田口浩正をイメージしてました。

日本映画は個性的な作品が相次いで登場します。
なかでも内田けんじ監督『アフタースクール』(5.24)は秀逸。
天願大介監督『世界で一番美しい夜』(5月)も人によっては絶賛しそうな気配。

洋画では『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(4.26)がずば抜けています。
『イースタン・プロミス』(6月予定)もオススメです。

ではでは。
またお伺いします。

投稿: えい | 2008/04/10 21:50

■よしな さんへ

ありがとうございます。
原作は、ミステリアス。筆力もある方で、とても読ませてくれました。ムードも全く(映画とは)違ったものがありまして。とはいえ、素材を料理する(映画にする)にしても、もう少し「映画らしい映画」に出来なかったかな、と思いました。

投稿: あかん隊 | 2008/03/03 00:53

こんばんは。
原作は「このミステリーがすごい大賞」ですけれど、映画はサスペンスとして観ちゃダメですね、この作品は。
もったいない映画でした。

投稿: よしな | 2008/03/03 00:22

■くまんちゅうさんへ

そうですよねぇ。>男性→女性
しかも、竹内結子演ずる心療内科医は、役柄からして、なんだかな~、でした。テレビドラマにありがちな雰囲気、脱しきれてないようで物足りなかったです。残念。

投稿: あかん隊 | 2008/03/02 22:30

■悠さんへ

すっかり遅くなってしまいました。すみません。m(_ _;)m
犯人、特定できませんでしたか? 原作未読で臨むと印象が変わっていたかもしれませんね。「道化が進行」というのは良いと思うのですが、竹内結子(女性)では、ちょっとおもしろみが欠けました。道化、というよりは、あまりにも頼りなくて、それなりにポリシーもある心療内科医とは思えなかったので。。。

投稿: あかん隊 | 2008/03/02 22:28

コメントどうもでした
この改変は原作ファンには納得いかないですね。
何で性別変えるかなぁ、と別に主演が男女ペアじゃなくてもいいと思うんですけど、不思議です。
ガリレオの時も同じ事思いました。
深みも足りなかったです。

投稿: くまんちゅう | 2008/02/23 23:42

おもしろかったですよ。私は、犯人がわからずじまいでした。きっと、あのスキャンして、死因をさがすってのがメインだったのでしょうね。(ほんと、不審な死因はスキャンして特定すべきですね)。
原作はよんでないんですが、竹内結子の役割は、「道化ものが、舞台を進行役となる」って定式でよっかったのでは。

投稿: 悠 | 2008/02/17 15:46

■kiraさんへ

のっけから、しらけてしまいました。この映画。
ああ、こういうノリで行くのか…って。(苦)
これを喜ぶ人は、自己満足の極みか、小中学生でしょうか?
少なくとも、大人を対象にした映画とは思えません。

投稿: あかん隊 | 2008/02/13 00:15

こんばんは!
あらっ、、、なんと、今回は私のほうがずい分辛口の感想になってしまってます(^^;
>海堂さんがオーケーしたのなら、いいのだろうが
そうですね。っていうか、ご満悦だったし(苦笑)
原作読んでなくても、メインのキャラは微妙~でしたよ。
「アヒルと鴨」なんだったんだろう...、この違い(*_*;

投稿: kira | 2008/02/12 23:55

■シネトレ スタッフの方へ

コメントとTB、ありがとうございます。
あちこちのブログに、いわゆる、マルチポスト的にコメントを残されているようですね。

TBとコメントを残す時、記事内容を確認していないのではありませんか? この記事は、けっして「この映画を観たい」と思ってもらえるような熱いメッセージが含まれている文章ではありません。認識の相違でしょうか。

申し訳ありませんが、記事内容の吟味もせずに、マルチポストするようなことは、あまり好意的に考えられません。よって、今回も、今後も参加することはないでしょう。申し訳ありませんが、ご了承ください。

投稿: あかん隊 | 2008/02/12 22:54

■たいむさんへ

そうなのかな? >男ばかりというわけにいかない…
キーパーソンの性別を変えてしまったら、変わってしまうこと、大きいと思うんですけど。。。
ちょっととっぽい女性医師…という設定は、あまりにも原作からかけ離れてしまってました。まあ、それはそれでいいのかもしれませんけど。(^^;)

海堂さんの本、やはりこの本が一番おもしろかったと思います。「ブラック・ペアン」より。

投稿: あかん隊 | 2008/02/12 22:50

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こんばんは。
突然のTB、コメントをお許しください。
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投稿: シネトレ | 2008/02/12 18:50

あかん隊さん、こんにちは。
>田口を女性
映画だから男ばかりというわけには行かなかったのでしょう、たぶん。

原作ファンのダメだしがなんなのかは原作を読んでみれば分ると思うので、今から楽しみです。
目の前にあるのだけど、読みかけの本を読んでからにします!

投稿: たいむ | 2008/02/12 17:20

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